基本例題 4 三態の変化
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温度 α [°C] の物質Xの固体を一様に加熱し, d [°C] の気体になるまで
の温度変化を図に示した。
F
d
D
E
(1) 温度が一定のBC間とDE間で起こる現象を,
それぞれ何というか。
bとcの温度のことを,それぞれ何というか。
物質Xの液体が存在する区間はどこか。
温度
[℃]
b
B
C
(4) 加熱しているにもかかわらず, BC間とDE間
で温度が上がらないのは,加えた熱がそれぞれ
何に使われているからか。
aA
加熱時間
(5) BC間とDE 間で物質Xが吸収した熱量をそれぞれ何というか。また、どちら
が大きいか。
指針 AB 間は固体, CD 間は液体, EF 間は気体であり, BC間では固体と液体, DE間では
液体と気体が共存している。
一般に,粒子の配列を崩すために必要なエネルギー (融解熱) より 粒子間の結合を切
るために必要なエネルギー (蒸発熱)のほうが大きい。
解答 (1) BC 間:融解,DE 間:沸騰
(2)[°C] 融点, c [°C] : 沸点
(3) BE間
(4) BC 間: 粒子の配列を崩すこと
(5)BC 間:融解熱,DE 間:蒸発熱。蒸発熱のほうが大きい。
DE 間 : 粒子間の結合を切ること