2-142 (490) 第6章 式と曲線
例題 C262 楕円 双曲線となる軌跡
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外接し, 円 C2 に内接する円Cの中心Pの軌跡を求めよ. ただし, 円 C
2つの円C: (x-2)2+y^2=4,C2: (x+2)2 +y'=36がある. 円に
の半径 r>0 とする.
考え方 円 C (中心 0 ) に円 C が外接するから, O.P=2+r
C2 (中心O2) に円 C が内接するから, OP=6-r
したがって、0P+OP=8 ~定)
T
解
PC, は中心O (2,0), 半径2の
円で, 円 C2は中心O2(-2,0), 半
径60円である。
r
C
6 P
つまり、
(中心間の距離 0.02)
2つの円の半径の差)
=4
T1
-202
101 14x
が成立し, C, と円 C2 は
点A(4,0) で接する
円Cと円 C の接点を TL, 円 C C2 の接点を T2 とす
る。
円 C は円 C に外接するから,
円 Cは円 C2 に内接するから,
OP=0T+TP=2+r
O2P=O2T2-T2P=6-r
よって, OP+O2P=8 より 求める軌跡は,
20 (20) O2(-2,0) を焦点とし, 焦点からの距離の和
が8の楕円,すなわち、楕円=1である。①に
12
ただし, 点Pと点A(4, 0) が一致するとき 円Cの半径
r=0 となり,r>0 に反するから、 楕円上の点(40) は除
く.
Focus
x²
y²
a²
(a>b>0)
とすると,
|2a=8va-F-2
平面上の2定点からの距離の和が一定である点の軌跡・・・・・楕円
距離の差が一定である点の軌跡・・・ 双曲線
注
点P(x,y) とすると, OP2+rより(x-2)+y=2+r
02P=6-r より√(x+2)2+y=6-r
練習
①+②より(x-2)2+y^+√(x+2)2+y=8
として後は、例題 C2.48 (2)の解答のように考えることもできる。
ただし、半径 r>0より, 楕円上の点A(4, 0) は除く.
2つの円 C (x+2)'+y=9, C2 (x-2)^2+y=1 がある 円 C.C.の両方
C2.62 に外接する円Cの中心Pの軌跡を求めよ。 ただし, 円 C の半径とする。
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