1 多項式の加法と減法
数量を一般的に表すために, 文字を数と同じように扱うと便利である。
ここでは,文字を含む式の加法と減法について学ぼう。
A 単項式と多項式
3,x, 24, (-5)xyなどのように,数や文字およびそれらを掛けて
作られる式を 単項式という。単項式では,数の部分をその単項式の
係数といい, 掛けた文字の個数をその単項式の次数という。
といい
5x²
[単
I
E
数だけの単項式の次数は0である。 ただし, 数 0 の次数は考えない。
ふつう1xは単にxと書き, (-5)x2yは-5x2yと書く。
10
また, (-1)xはxと書く。
例1
151)
単項式の係数と次数
-5x2y
粉け? 次数は1である。
=-5x.xxxxy