-3 【問題】 グリセリンのエステル
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の文を読んで,以下の問1~4に答えよ。 ただし, 原子量はH=1.0,C=12,016と
なお, 構造式は次の例にならって記せ。
0
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C4H9-C-O-CH2-CH-C-C3H5
CH3
カルボン酸が生成する。 9.2gのアルコールCを完全燃焼させると, 13.2gの二酸化炭素と
C, H, OからできているエステルAとBを加水分解すると, それぞれからアルコールCと
7.2gの水が生成する。 また, アルコールCを酢酸エステルEにすると, Eの分子量はCの分
子量に比べて126増える。
この方
Dは直鎖の飽和脂肪酸である。 カルボン酸D の元素組成(質量パーセント)は,Cが76.0%
Hが 12.7% である。
8.90gのエステルAを加水分解すると,8.52gのカルボン酸 D が得られる。得られたカル
ボン酸は 3.00×10 molの水酸化ナトリウムと反応してナトリウム塩 F を生成する。また、
3.58gのエステルBを加水分解すると2.84gのカルボン酸Dが得られる。
問1 アルコールCの構造式と化合物名を記せ。 また, エステルEの構造式を記せ。
問2 エステルAとBの構造式を記せ。 可能な構造式が複数ある場合は,そのすべてを記せ。
問3 Aのようなエステル,F のようなナトリウム塩は,それぞれ一般に何とよばれているか。
問4 エステルAの融点 密度として最も適当と考えられる値を次の中から選んで記号で答
えよ。
〔融点〕 (a) 100℃より低い (b)100℃から200℃の間
〔密度〕(d)1g/cmより小さい
(e)1g/cm から 1.5g/cmの間
(f)約2g/cm3
(c)200℃より高い
4-4
次の
よい。
動
造は
応
す
ら
ま
が反発し