物理基礎/化学基礎/生物基礎/ 地学基礎
出題範囲 生物基礎
問3 下線部(C)に関連して, ある動物Bには,気管の繊毛が動かず, 異物の排
除を正常に行うことができない変異体が存在する。 この変異体とタンパク質
Aとの関連を調べていたところ, 正常な個体と変異体のゲノムを比較解析し
ア
た資料を見つけた。 資料の
•
イ
に入る数値の組合せとして最
103
も適当なものを,後の①~⑤のうちから一つ選べ。
資料 動物Bのゲノムに存在するタンパク質Aの遺伝子には,アミノ酸配
列を指定する 13500 塩基対が含まれる。 正常な個体では,この遺伝子から
ア 個のアミノ酸からなるタンパク質
転写された mRNA をもとに,
が合成される。 他方,変異体のmRNA では, 13500塩基の3601番目の塩
基からはじまるコドン (三つ組の塩基)が、アミノ酸を指定せず, 翻訳がと
イ
まるコドンに変化していた。 このため,
個のアミノ酸からなる不
完全なタンパク質が合成され、その結果, 繊毛が動かないと考えられる。
ア
イ
3601
①②③④
1
1500
1200
4500
1200
③
4500
3600
18
13500
1200
⑤
13500
3600