(1) 武断政治から文治政治への転換について, 空欄に適する語句を答えなさい。
4代将軍徳川家綱の頃, 由井正雪による ( ① ) がおき, その背景が大名の改易や減封で発生する主君を
持たない牢人たちの不満にあると見た幕府は, 末期養子の禁をゆるめるなどの対応策を取り, 社会秩序の回復
を図った。5代将軍徳川綱吉は, 儒学を重んじる一方, 仏教思想の影響を受けた極端な動物愛護令である生類
憐みの令を出すなど、 武力でなく学問による治世を目指す姿勢を見せた。 続く6代将軍徳川家宣と7代将軍徳
川家継の時代には, 儒学者新井白石が, 将軍に代わり政治を主導した。 これを(②)という。