41. 壁との衝突
解答
V
2h
(1)
(2) vx=S1
g
vy=√2gh (3)
g
2h
g
(4) 0.60S
指針 (1) (2) 壁に垂直に衝突するので, 点Qは小球の最高点であり,
速度の鉛直成分は0である。 これから (1) の時間を計算する。 (2)では,
水平方向, 鉛直方向のそれぞれで距離と時間の関係式を利用する。
(3)Qは最高点なので,P→QとQ→Rに要する時間は等しい。(4)反
発係数の式から, 衝突後の水平方向の速さを求め, 距離を計算する。
解説 (1) 点Qは小球が達する最高点であり、速度の鉛直成分は 0
Vy
t=
g
(2) 鉛直投げ上げの公式 「v-vo2-2gy」 に,点Qでの値を代入して,
となる。 求める時間を とすると, 0=vy-gt
02-vy2=-2gh
vy=√2gh
Vy
√2gh
2h
(1)の結果から, t=
...①
g
g
g
S
水平方向の速さは一定なのでひx=
g
S.
t
2h
■ 最高点では,鉛直方向
の速度成分が 0 となるた
め, 小球は水平方向に飛
び, 壁に垂直に衝突する。
■ 鉛直投げ上げの公式.
「v=vo-gt」 を用いている。
最高点なので,v=0
として計算している。
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