153. 遺伝子およびその連鎖と組換えに関する次の文章 I, II を読み,以下の問いに答えよ。
I ある動物 X について,いずれも遺伝子型が AaBb である雄と雌を交配させたところ、生ま
れた子の表現型とその分離比は, [AB] [Ab]: [aB] [ab]=33:15:15:1となった。この
ことから,交配に用いた動物Xの雄と雌の染色体では, A と b, a と B の組み合わせで連鎖し、
かつ組換えが起こっていると考えられた。
(1) この交配で用いた動物Xの雄と雌の体細胞における染色体と遺伝子A(a),B(b) の関係を
示した図として最も適当なものを, 下の(ア)~(オ)から1つ選べ。
[ウ]
(イ)
a
(オ)
出
a
at to
A a
Bt to
b
B
a
Btb
(2)この交配で用いた動物 X(遺伝子型 AaBb) の個体がつくる配偶子の遺伝子の組み合わせの比
を答えよ。ただしAB: Ab:aB: ab の順に答えること。 [
]
(3) 動物Xにおける遺伝子 AとBの間の組換え価を求めよ。
[
Ⅱ ある動物Yにおいて,それぞれ遺伝子型がAaBb である雄と雌を交配させたところ,組換
え価は 12.5%であった。 なお、この交配に用いた個体は, 染色体上で遺伝子AとB. aとが
連鎖していることがわかっている。
(4) この交配で用いた動物 Y (遺伝子型 AaBb) の個体がつくる配偶子の遺伝子の組み合わせの比
を答えよ。 ただしAB: Ab: aB : ab の順に答えること。 [
]
(5)IIで行った動物Yの交配において,生まれる子の表現型の比を [AB]:[Ab]:[aB]:[ab]
[
の順に答えよ。
] [23 神戸女学院大 改]