24. v-tグラフ
解答 (1) 10.0s (2) -6.0m/s (3) A: 60.0m B: 45m
(4) 解説を参照
指針 物体が運動の向きを変えるとき, 速度は0m/s になる。 また,
v-tグラフの傾きは加速度を表し, グラフと時間軸との間で囲まれる
部分の面積は移動距離を表す。 それぞれグラフから求める。
解説(1)物体が折り返し点であるAに達したとき, 速度は0m/s
になる。 グラフから,その時刻は10.0sとわかる。
(2) vtグラフの傾きから加速度αを求めると,
2012.0
a=
=-1.20m/s2
10.0-0
点Bでの速度vB は,等加速度直線運動の式 「v=votat」から,
12.0+(-1.20)×15.0=-6.0m/s
(3)
: (1) から, t=10.0sのとき
Aのx座標
に物体は点Aに達するので, t=0~10.0s
の間のv-tグラフと時間軸とで囲まれた
部分の面積を求めればよい。
120m/s0からAまで
この距離
15.0
0
10.0
t(s)
-6.0
AからBまで
×10.0x12.0=60.0m
の距離
2
Bのx座標: t=10.0~15.0sの間に, 物体が負の向きに移動した距離
は, v-tグラフと時間軸とで囲まれた部分の面積から,
x (15.0-10.0)×6.0=15mとなる。 したがって,点Bの位置は,
2
60.0-15=45m
(4)点0, A, B について,時間とx
座標をプロットする。 また、時間
5.0sについても, x座標が45mと
わかるので,プロットする。 次にプ
ロットした点をつなぐ。このとき,
速度が減少していることからx-t 0
x〔m〕
60
45
5.0 10.0
15.0 t[s]
グラフの傾きはそれに合わせて小さ
くなり, 10.0sを境目に傾きは負になる。 このことを考慮してなめら
かにつなぐと, グラフのようになる。