例題 10 固体の溶解
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解説動画
ORD
塩化カリウム KC1 は水100g に対して, 20℃で34g, 80℃で51g 溶けるとする。
(1)40℃の KCI 飽和溶液の濃度は29% である。 40℃で KCIは水100gに対して何g溶けるか。
(2)質量パーセント濃度が10% の KC1 水溶液100gには20℃でさらに何gのKCI が溶けるか。
(3)80℃のKC1 飽和溶液100g を20℃に冷却すると, KCI の結晶は何g析出するか。
指針 (1) 質量パーセント濃度 [%]
解答 (1) 水 100g に 40℃で KCI が x [g] 溶けるとすると
溶質の質量[g]
x [g]
=
溶媒の質量 〔g〕+溶質の質量[g]
x100
×100=29(%)
100g+x [g]
x = 41g
(2) 飽和溶液中の溶質の質量 (S: 溶解度)
溶質の質量[g]
飽和溶液の質量[g]
S
=
100g+S
(3) 再結晶による結晶の析出量 (S1, S2 : 溶解度)
析出量[g]
S2-S1
5822飽和溶液の質量[g] 100g+S2
(S2S`)
(2) 水 90g に KC1 が 10g 溶けている。 さらにy [g] 溶け
るとすると,
_10g+y [g]
y=21g
100g+y [g]
34 g
100g+34g
(3) 析出する結晶の質量を z [g] とすると,
2 [g]
100g
51g-34g_
100g+51g
z ≒11g
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