ラルポン
分子式 C4H10O で表される有機化合物には, ア 種類の構造異性体が存在する。 これらのう
HO-AHO-3-A
ち,化合物 A~E について,次の実験1~5を行った。
実験1_A~Eにナトリウムを加えたところ, A~Dは反応して(気体が発生したが, Eは反応
しなかった。
HR &
実験2 A~Dに二クロム酸カリウムの硫酸酸性水溶液を加えて加熱したところ,Aからは化
合物 F が,B からは化合物 G が, C からは化合物Hが生成したが, Dは変化しなかった。
F,G, Hそれぞれにアンモニア性硝酸銀溶液を加えて温めたところ, FとGでは銀が
析出したが, H では変化が見られなかった。
実験3Cにヨウ素と水酸化ナトリウム水溶液を加えて温めると, (b)黄色沈殿が生じた。また
実験 4 B, D に濃硫酸を加えて加熱すると,同一のアルケンが得られた。
実験5Eは、エタノールを濃硫酸に加えて130℃~140℃に加熱すると得られる化合物と同じ
であった。