0
0
20 25 30 35 40 45 50 55 60
温度(℃〕
演習問題 7-2
次の文章を読み、問いに答えよ。 ただし,気体定数はR=8.3×10° Pa・L/ (mol・K)
とする。
27℃,100 × 10°Paに保たれた大気中に, 体積を自由に変えることのできるピス
トンを備えた容器 (図1) がおかれている。 この容器の最大容積は1Lであり, 容器の
ピストンが右に移動してもシリンダーから外れない仕組みになっている。 次の実験I
~IVを行った。
圧力P
化を示したグラフです
5
7 65.
メタノールの蒸気圧
ル4
3
2
コック
A
ピストン
シリンダー
酸素
点火プラグ D
注射器 B
メタノール
コック
C
H
図1 実験容器
図2 メタノールの蒸気圧曲線
問1 実験Ⅱを行った後の容器内の酸素の分圧は何Pa か。 有効数字2桁で答えよ。
問2 実験ⅡI を行った後の容器内の気体の体積は何mL か。 有効数字2桁で答えよ。
実験 Ⅰ ピストンが完全に左に押されて中に何も入っていない状態の容器に,温度を
27℃に保ったままコック A を開いて酸素100×10 mol を入れ, コック A
を閉じた。
問3 実験Ⅲの容器を温める過程において, 混合気体の温度と体積との関係を示した
グラフを,次のa) ~g) から1つ選べ。
-2
a)
b)
c)
d)
実験Ⅱ 実験Iに続き, 温度を27℃に保ったままコックCを開け, 注射器 Bからメ
タノール (液体) 5.00 × 10 mol を容器に加え, コックCを閉じた。
実験Ⅱ 実験Ⅱに続き, 容器内部の物質の温度を上昇させて, 60℃にした。途中で
メタノールがすべて蒸発した。
実験Ⅳ 実験Ⅲに続き, メタノールと酸素との混合気体をプラグDで点火したとこ
ろ,メタノールが完全燃焼して二酸化炭素と水になった。 気体の温度は燃焼に
より一時的に上昇したが, その後27℃に戻った。
容器内の液体の体積は無視でき、酸素は液体のメタノールに溶けないとする。 メタ
ノールの蒸気圧曲線は図2のとおりとする。
体積
体積
温度
e
温度
体積
体積
温度
f)
g)
体積
体積
体積
温度
温度
温度
温度