一
編
は高度 41
して,次の問いに答えよ。 ただし,
計算せよ。
(1)地球の円周は何kmか。 有効数字2桁で求めよ。
(2)2地点X,Yにおける北極星の高度は,それぞれの地
点の何と等しいか。
(3)地球の円周を1とおき, 地点 X,Yの間の距離をd,
地点X,Yの緯度の差を0(度) としたとき,どのよう
な関係式ができるか。
X
Y
北極
赤道面
(4) 地点 X, Yの間の距離は何kmとなるか。 有効数字2
桁で求めよ。
南極
例題 1,2
計算 12 地球内部の構造 次の問いに答えよ。
地球はおおよその半径6.4 × 10°km, 平均密度 5.5g/cmの球体であるが,実際の地球
の内部は成層的な密度構造をもっている。地球内部の表層は平均密度 2.7g/cm の
ア があり,その厚さは地球半径に比べて非常に小さいため無視できるとみなす。
よって,地球はおおよその厚さ 2.9 × 10km, 平均密度 4.5g/cmのイとその内側
にある核の2つから成りたっていると考えると, (a 核の密度を求めることができる。
(1) モホロビチッチ不連続面直下の密度を,次の①~④の中から選べ。
①2.3g/cm ②2.7g/cm ③ 3.3g/cm3 ④4.0g/cm
(2) 文中の ア とに適切な語を入れよ。
(3)地球内部の構成物質を岩石と金属に区分すると、 その境界の深度は何kmであるか。
(4) 下線部(a)に関連して,地球の平均密度をD, マントルの平均密度をd, 地球の半径を
R, 核の半径をr とすると, 地球の質量はD× R3 と表せる。 マントルの体積と
核の密度はどのように表せるか。
(5) 核の密度は何 g/cm か, 有効数字2桁で求めよ。
3
ただし,2.9' = 24, 3.5° = 43, 6.4° = 260のうち必要なものを用いよ。
[ 名古屋大 改 〕