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8 助動詞のまとめ
次の()内の助動詞を、適当な形に活用させよ。
10日ごろは音にも聞き(つ)らむ。
日ごろにも(わが名を きっと聞いているだろう。
風光の人を感動せ (しむこと、まことなるかな。
女のまじかりけるを、
解析古典文法
四訂版
(火)
20
助動詞演習問題
女として)自分のものにできそうもなかった女を、
君はあの松原へふらせたまへ。
(家)
次の線の助動詞について、それぞれ基本形と文法的意味、文中
活用形を答えよ。
あなた様はあの松原 (中) へお入りください。
イ完了
を感動させることは、本当なのだなあ。
自然
(五)
ア不可能
エ打消
過去
オ反実仮想
強意
ク
ウ 尊敬
力使役
ケ 推定
ゆかしかり(き)と、神へ参るこそ本意なれと、
知りたかったけれども、神へ参することが本来の目的であると思って、
コ 現在推量
おとなしく知りぬ (べし)したる神官を呼びて、
年配で物を心得ていそうな顔をした神官を呼んで、
⑤大井の民に仰せて水草を作らせ (らる) けり。
大井川沿いに住む土地の住人に命じて水車を作らせなさった。
次の傍線部の助動詞の文法的意味と活用形を答えよ。
やがて面影は推し量らるる心地するを、
(七)
すぐにその人のかたちが自然と思い浮かぶ感じがするが、
「聞きしにも過ぎて、尊くこそおはしけれ」
(五二)
次の傍線部の助動詞の文法的意味として、最も適当なものを後から
選んで答えよ。
「噂に聞いたのにもまさって、尊くていらっしゃったことだ」
道知れる人もなくて、まどひ行きけり。
(九)
①咲きぬべきほどの、散りしをれたる庭など、
(1)
今にも咲いてしまいそうな(桜) (花) りいた庭など、
この木なからましかば、と覚えしか。
( )
道を知っている人もいなくて、迷いながら行ったそうだ。
わが入らむとする道はいとう細きに、
私が入ろうとする道はひどく暗く細いうえに、
のどかなる事は、もせず、やがてかけぬ心ととぬぬ
人は、一夜の中に、さまでかはるさまもみえめにやあらむ。の重
住する際なくして、死期既に近し。されども、いまだ病急なら
死におもむかざる程は、常にならひて、生の中におほ
の事を成して後 しづかに道をせむと思ふほどに、病をうけて
死門にのぞむ時、所一事も成せず。 いふかひなくて、年月を
悔いて、この度もしたちなぼりて命を全くせば、夜を日につぎて、こ
事の事らず成じてひと、ひをおこすめど、やがて重り
ぬれば、我にもあらず取り乱してはてぬ。このたぐひのみこそあら
この事、まづ人々いそぎ心におくべし。
日本
日本
ex
この木がないならば (どんなにかよかったのに、と思われた。
「いかに心もとなく思すらむ」と言ひて、
(十三ノ
いまはてに、弓の音すなり。
(今昔物語・二五ノ一二)
言葉もまだ終わらないうちに、弓の音がするようだ。
「どこんなにか待ち遠しくお思いになっているだろう」と言って、
所を成じて後ありて道にむかはむとせば、所尽くべから
姫の生の中に、何事かなさむ。すべて所願妄想なり。 所
ならねども、これらにも、猫の経上がりて、
八九)
山ではないけれども、このあたりにも、年をとって、
心ありかかるにやあらむと思ひ疑ひて、
浮気心があってこのように寛大であるのだろうかと男は疑わ
しく思って、
この人々の深志は、この海にも劣らざるべし。
この人々の深いは、この海の深さにも劣らないだろう。
ならましかば、かくよそに見侍らじものを。
一六七
私の専門であったならば、このように傍観していますまいものを。
徳大寺にもいかなる故かはべりけん。
(10)
大寺にもどのような理由がございましたのでしょうか。
助動詞のまとめ
セットでまとめる助動詞の意味の違い
接続でまとめる助動詞
接続で区別する助動詞
20
接した過去の回想 経験過去
・・・間に知った過去の回想(伝聞過去)
未来推量(だろう)
らむ
らる・す・さす・しむ・む・む
ずまし・ず・・まほし
(今ごろは・・・ているだろう)
けむ・過去・・ただろう)
→べし。
「ラ変型連体形
(・・・・・つ・ぬたり・けむ・たし
らむ・めり・らし・ベレ・
まじなり(伝聞推定)
強調しまじ
連体形なり(新定)・たり(新定)ごとし
連体形体言
いらし的事実に基づく推量
未然形四段已然形・・・り
④連用形
+なり→断定
めり・・・覚的に基づく推
上下の接続
なり・・・覚に基づく推量
の正体がわかる
直前の活用
動詞→後の接続
文中の活
未然形 +ぬ→打消 「ず」 連体形
連用形 ぬ→完了 「ぬ」終止形
(未然形 +→打消 「ず」 已然形
運用 +ね→完了「ぬ」命令形
終止形(ラ変型連体形)+なり→伝聞・推定
+に→完了 「ぬ」連用形
連体形体に→断定 「なり」 適用形
⑤四段変ラ未然形+る・れ→自発・可能
(a)
サ未然形四段已然形+る・れ→完了・存続
受身・尊敬
"L+H()
心にきたらば、安心迷乱すと知りて、一事をもなすべからず。直
ちに万事を放下して道にむかふ時、さはりなく、所作なくて、心身な
がくしづかなり。
(注)1 そのままの状態にとどまっていることなく
2 平生の人生はいつまでも不変なものであり、いつも平安に生
活していけるという考え
3 死門にのぞむ時・・・死を目前にした時
5 幻の生… 幻のようにはかない人間の一生
6 妄想った考え
7 心乱す…誤った考えが心を迷わせ乱す
8 下関係を断って
心身をすること
怠慢
9
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F
四
古典文法
200
P.62
200
P.102
学習日
税
悪
形