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古文 高校生

問4なのですが、反語と解釈した場合の答えが「月も春も昔と変わらない」となっていますが、わが身だけが変わらないという意味であれば月や春は変わってしまったととるのが普通ではないのですか??

第二部基礎編 42 3 伊勢物語 おほきさい <四段〉 むかし、東の五条に大后の宮おはしましめる、西の対に住む人有りけり。それを、本意にはあらで、 心ざしふか ける人、行きとぶらひけるを、む月の十日ばかりのほどに、ほかにかくれにけり。あ 5りどころは聞けど、人の行き通ふべき所にもあらざりければ、なほ憂しと思ひつとなんありける。又の年 のむ月に、うめの花ざかりに去年を恋ひて行きて、立ちて見、ゐて見見れど、去年に似るべくもあらず。 うち泣きて、あばらなる板敷に月のかたぶくまでふせて、去年を思ひいでてよめる。 月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして とよみて、夜のほのぐと明くるに、泣くく帰りにけり。 問 和歌の部分以外で、係助詞を含む文節をすべて挙げよ。 問二 傍線1~7を、活用する語の活用語尾、活用する語の 活用語尾の部分、い活用しない語の部分に分けて、傍線部の 数字で答えよ。 問三登場人物は、1 の三名であ る。文章に出てくる順に従って、文章中の語句を使って の中を埋めよ。 四 和歌の「月や」 「春や」の「や」について、疑問の係助詞 とする説と、反語の係助詞とする説とがある。 疑問と反語との それぞれの説に従って、上句を口語訳せよ。ただし、初句「月 やあらぬ」は、「月や昔の月ならぬ」の縮められた表現とする。

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古文 高校生

この文においての一番最初に出てくる形容詞と形容動詞について質問です。 形容詞は"悲しかり"、形容動詞は"臥したる"を抜き出したのですが、合っているかどうか教えて欲しいです。 よろしくお願いします🙇

次の文章は、『住吉物語』の一節です。 継母のもとで苦労した生活を送っていた姫君は、強引に結 婚させられようとしたために、旧知の尼君に助けを求め、その尼君から、脱出の車が差し向けられま した。これを読んで、後の問に答えなさい。 くし 小夜ふくるほどに、車の音出で来たれば、櫛の箱と御琴ばかりぞ、持ちたまへる。御車 のしりには *侍従 乗りたり。頃は“長月二十日あまりのことなれば、 有明の月の影もあは じじゅう れなるに、出でて行きたまひけむ心のうち、いかばかり悲しかりけむ。嵐はげしき空に、数 絶えぬ音を鳴き渡る雁も、 "折知り顔に聞こゆ。雲間を出づる月の、常よりも我をとぶらふ かり * 心地ぞける。 おぼ さて、尼君のもとに行きて、 * かきくどき、こまごまと語りければ、「まことに思し立つ も御ことわりにこそ。今も昔も、まことならぬ親子のありさまのゆゆしさよ。継母ながら も、 X う いづくをにくしとか見たまはむ。 あさまし。 かかる憂き世なれば、思ひ捨てはべるも * よど のを」とて、 墨染めの袖をしぼるばかりにぞありける。夜の中に、 淀に着きてけり。 * * たい ひやうゑ すけ * 「少将、その夜、”対に行きて、 兵衛のといふ女して、侍従を尋ねさすれば、音もせ ず。姫君の *御跡に臥したるかと几帳を見るに、姫君も。おはせざりけり。うち騒いで、 * 人々に尋ねさせけれども、 見えさせたまはざりければ、「あやし」と思ひけり。「さても、 中の君、三の君のもとにおはするにや」と言へば、「心軽く立ち出でたまふべき人にもあら ず、いかなるべきにも」とて、尋ねあへり。 かたは ふすま 夜も明けぬれば、常におはせし所を見れば、傍らなる夜の*衾もなくて、とりしたた めたるけしきなれば、まことに悲しくて、おのおの忍び音に泣きけり。*中納言に「しかしか」 と聞こゆれば、あきれ騒いで、 * 声をささげて泣き悲しみたまふこと、たとへんかたなし。 中の君、三の君、「あやしく、このほど、 心憂きものに思ひたまへりしかば」「かくまで とは思はざりしものを」と、おのおの悲しみたまひけり。

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古文 高校生

この四つの問題の答えがわかりません 誰か教えてください🙇‍♀️

れあ 次ら のじ おぼろけにはあらじ」・C を、それぞれ次の中か Scat 國學院大学(文・神・法・経) 2005 皿 次の文章は『源氏物語』の一節で、光源氏との間に不義の子を宿した藤壺の出産場面である。これを読んで、 後の問いに答えなさい。 この御事の(A) 十二月も過ぎ(こにしが心もとなきに、「この月はさりとも」と宮人も待ちきこえ、内裏にもさ 御 (8) 心まうけどもあり。(C) つれなくてたち)ぬ。「御物の怪にや」と世人も聞こえ騒ぐを、宮いとわびしう、 「このことにより身のいたづらになり(ぬべきこと」と思し嘆くに、御心地もいと苦しくてなやみたまふ。中将 の君は、いとど思ひあはせて、御修法など、さとはなくて所どころにせさせたまふ。世の中の定めなきにつけて もかくはかなくてややみ(こ)なむと、とり集めて嘆きたまふに、二月十余日のほどに、男皇子生まれたまひ (オ) ぬれば、なごりなく内裏にも宮人も喜びきこえたまふ。「命長くも」と思ほすは心憂けれど、弘徽殿などのうけ はしげにのたまふと聞きしを、「(E)空しく聞きなしたまはましかば、人笑はれ (カ)にや」と思しつよりてなむ、や うやう少しづつ(あ)さはやいたまひける。 上の「いつしか」とゆかしげに思しめしたること限りなし。かの人知れぬ御心にも、いみじう心もとなく て、人間に参りたまひて、「上のおぼつかながりきこえさせたまふを、まづ見たてまつりて奏しはべらむ」と 聞こえたまへど、「むつかしげなるほどなれば」とて、見せたてまつりたまはぬも(G)ことわりなり。さるは、 あさましうめづらかなるまで写し取りたまへるさま、違ふべくもあらず。宮の御心の鬼にいと苦しく、人 の見たてまつるも、あやしかりつるほどのあやまりを、「(E)まさに人の思ひ咎めじや。さらぬはかなきことをだ に、まずを求むる世に、いかなる名のつひに漏り出づべきにか」と思しつづくるに、身のみぞいと心憂き。 (注)この御事―藤壺のご出産。 ○中将の君光源氏 ○宮人藤壺に使える女房たち。 ○内裏―藤壺の夫君で、光源氏の父親の桐壺帝。 ○宮―藤壺。 〇弘徽殿弘徽殿女御のこと。 藤壺と競争関係にある桐壺朝の有力后妃。 ○きずを求むる。あら探しをする、の意。

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古文 高校生

とい問4を教えてください

わり 次の文章は『土佐日記』承平五年(九三五年)一月七日条の一節である。読んで設 問に答えよ。 今日、柚子持たせて来たる人、その名などぞや、今思ひ出でむ。この人、歌 詠むと思ふ心ありてなりけり。とかく言ひ言ひて、「波の立つなること」と うるへ言ひて、詠める歌、 こゑ 行く先に立つ白波の音よりもおくれて泣かむわれやまさらむ とぞ詠める。いと大声なるべし。持て来たる物よりは、歌はいかがあらむ。 この歌をこれかれあはれがれども、一人も返しせず。 しつべき人もまじれれ ど、これをのみいたがり、物をのみ食ひて、夜更けぬ。 この歌主、「┗まだまからず」と言ひて立ちぬ。ある人の子の童なる、ひそ かに言ふ。「まろ、この歌の返しせむ」と言ふ。おどろきて、「いとをかしきこ とかな。ハ詠みてむやは。詠みつべくは、はや言へかし」と言ふ。「『まから ず』とて立ちぬる人を待ちて詠まむ」 とて求めけるを、夜更けぬとにやありけ む、やがていにけり。 「そもそも、いかが詠んだる」と、いぶかしがりて問ふ。この童、さすがに 恥ぢて言はず。 しひて問へば、言へる歌、 行く人もとまるも袖の涙川みぎはのみこそ濡れまさりけれ となむ詠める。かくは言ふものか。ょうつくしければにやあらむ、いと思はず なり。「童言にてはなにかはせむ。 手捺しつべし。あしくもあれ、い おむなおきな かにもあれ、便りあらばやらむ」とて、置かれぬめり。 注破子食べ物を入れる白木製の容器。当時の弁当箱。 うるヘ目を潤ませて。 詠んだる 「詠みたる」の撥音便形。 子供の詠んだ歌。 手捺しつべし――「手捺す」は署名捺印すること。 問傍線部ハ・ニ・ホをわかりやすく現代語に改めよ。<解答欄それぞれ縦10㎝×横10㎝> 問二 二重傍線部 「いと大声なるべし」には歌へのどのような皮肉がこめられている が。四〇字以内で答えよ。 問三 二重傍線部口 「まだまからず」からうかがえるこの人物の心情はどのようなもの であったか。四〇字以内で答えよ。 問四 問題文中の二首の歌とそれらが詠まれた状況についてどのような対照が読み取れ るか。五〇字以内で答えよ。

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古文 高校生

問3を教えてください🙇‍♀️

三 次の文章は『土佐日記』承平五年(九三五年)一月七日条の一節である。読んで設 問に答えよ。 問 今日、破子持たせて来たる人、その名などぞや、今思ひ出でむ。この人、歌 詠まむと思ふ心ありてなりけり。とかく言ひ言ひて、「波の立つなること」と うるへ言ひて、詠める歌、 こゑ 行く先に立つ白波の音よりもおくれて泣かむわれやまさらむ とぞ詠める。いと大声なるべし。 持て来たる物よりは、歌はいかがあらむ。 この歌をこれかれあはれがれども、一人も返しせず。 しつべき人もまじれれ ど、これをのみいたがり、物をのみ食ひて、夜更けぬ。 この歌主、「まだまからず」と言ひて立ちぬ。 ある人の子の童なる、ひそ かに言ふ。 「まろ、この歌の返しせむ」と言ふ。おどろきて、「いとをかしきこ とかな。 詠みてむやは。 詠みつべくは、はや言へかし」と言ふ。「「まから ず』とて立ちぬる人を待ちて詠まむ」 とて求めけるを、夜更けぬとにやありけ む、やがていにけり。 「そもそも、いかが詠んだる」と、いぶかしがりて問ふ。この童、さすがに 恥ぢて言はず。しひて問へば、言へる歌、 わらはと 行く人もとまるも袖の涙川みぎはのみこそ濡れまさりけれ となむ詠める。かくは言ふものか。ょうつくしければにやあらむ、いと思はず おむなおきな なり。「重言にはなにかはせむ。翁、手捺しつべし。あしくもあれ、い かにもあれ、便りあらばやらむ」 とて、置かれぬめり。 注破子食べ物を入れる白木製の容器。 当時の弁当箱。 うるヘ目を潤ませて。 宣言―子供の詠んだ歌。 詠んだる――「詠みたる」の撥音便形。 手捺しつべし―「手捺す」は署名捺印すること。 それぞれ縦10㎝×横10㎝) 傍線部ハニ・ホをわかりやすく現代語に改めよ。〈解答欄 問二二重傍線部 「いと大声なるべし」には歌へのどのような皮肉がこめられている か。四〇字以内で答えよ。 問三二重傍線部口 「まだまからず」からうかがえるこの人物の心情はどのようなもの であったか。四〇字以内で答えよ。 問四 問題文中の二首の歌とそれらが詠まれた状況についてどのような対照が読み取れ るか。五〇字以内で答えよ。

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古文 高校生

古文です。 記述の答え方が分からない為、問2を教えてください🙇‍♀️

問 わりご 次の文章は『土佐日記』承平五年(九三五年)一月七日条の一節である。読んで設 問に答えよ。 今日、破子持たせて来たる人、その名などぞや、今思ひ出でむ。この人、歌 詠まむと思ふ心ありてなりけり。とかく言ひ言ひて、「波の立つなること」と うるへ言ひて、詠める歌、 こゑ 行く先に立つ白波の音よりもおくれて泣かむわれやまさらむ とぞ詠める。いと大声なるべし。持て来たる物よりは、歌はいかがあらむ。 この歌をこれかれあはれがれども、一人も返しせず。しつべき人もまじれれ ど、これをのみいたがり、物をのみ食ひて、夜更けぬ。 この歌主、「┗まだまからず」と言ひて立ちぬ。ある人の子の童なる、ひそ かに言ふ。「まろ、この歌の返しせむ」と言ふ。おどろきて、「いとをかしきこ とかな。ハ詠みてむやは。詠みつべくは、はや言へかし」と言ふ。「『まから ず』とて立ちぬる人を待ちて詠まむ」とて求めけるを、夜更けぬとにやありけ む、やがていにけり。 「そもそも、いかが詠んだる」と、いぶかしがりて問ふ。この童、さすがに 恥ぢて言はず。 しひて問へば、 言へる歌、 行く人もとまるも袖の涙川みぎはのみこそ濡れまさりけれ となむ詠める。かくは言ふものか。ょうつくしければにやあらむ、いと思はず おむなおきな なり。「重にてはなにかはせむ。 手捺しつべし。あしくもあれ、い かにもあれ、便りあらばやらむ」 とて、置かれぬめり。 注 破子食べ物を入れる白木製の容器。当時の弁当箱。 うるヘ――目を潤ませて。 宣言―子供の詠んだ歌。 詠んだる――「詠みたる」の撥音便形。 手捺しつべし― 「手捺す」は署名捺印すること。 傍線部ハニ・ホをわかりやすく現代語に改めよ。〈解答欄それぞれ縦10㎝×横10㎝> 問二二重傍線部イ「いと大声なるべし」には歌へのどのような皮肉がこめられている か。四〇字以内で答えよ。 問三二重傍線部口 「まだまからず」からうかがえるこの人物の心情はどのようなもの であったか。四〇字以内で答えよ。 問四 問題文中の二首の歌とそれらが詠まれた状況についてどのような対照が読み取れ るか。五〇字以内で答えよ。

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古文 高校生

普通の活用は分かるのですが、この活用だけよく分かりません🥹 丸になってるのも当てずっぽでやってしまっているので解説お願いしたいですm(_ _)m

(すべて「エ」の一段で この活用の種類の語は「蹴る」の一語だけである。 DI 次の口語(現代語)の動詞を文語(古語)の動詞の終止形に改 めよ。 <ポイントD〉 例語 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 ① 起きる ゆ 起く 起 き き く くる くれ きよ ②悔いる (2) ※上二段活用の活用のパターンは、「イ・イ・ウ・ウる・ウれ・イよ」である。 (「イ・ウ」の二段にわたって活用するので、 上二段活用という。) DO <ポイント> この活用の種類で、 ヤ行に活用するものは、「老ゆ」 「悔ゆ」「報ゆ」の三語しかない。 例語 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 受く 受 け く くる くれ けよ 次の例文の空欄に適する平仮名一字を入れよ。 年老 たる翁。 ※下二段活用の活用のパターンは、「エ・エ・ウ・ウる・ウれ・エよ」である。 (「ウエ」の二段にわたって活用するので、下二段活用という。) EI 次の例文の空欄に動詞「受く」を活用させて記入せよ。 ※この活用の種類で、ワ行に活用するものは、「植う」「飢う」「据う」の三語しかない。 大学入試を受け 語幹のない「得」「寝」「経」の三語は、その活用形の読みが問われることがある ので、注意しよう。 大学入試を受ける 季節になりぬ。 to 次の傍線部の読みを記せ。 動詞とは、動作と存在を表す言葉で、多くはウ段の音で言い切る。文中では述 語となりやすい。 夜も更けぬ。はや、寝べし。

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古文 高校生

棒線部イの主語、解説のオレンジの線のとこがわかりません。

E きね 744 現古コースを選択した人は解答してください。 せんようでん 【選択問題】 現古漢コース 古文 次の文章は、『風に紅葉』の一節である。大将は妹)(宣耀殿の女御)の病気平癒祈を依頼するため、海津の 住吉神社で高僧と面会するのだが、その際、案内役の神官(本文「男」)に出会う。以下は、それに続く場面である。これを読☆ んで、後の問いに答えよ。(配点 六〇 とのぶ 公卿の座とおぼしき所の御簾巻き 給へば、限りなう ながめおはするにありつる男、奥の障子を開けて、御殿油参らせたる方を見やり しげなる のささやかなるぞゐたる。 いとおぼえなくて、近く寄りて見給へば、十一、二ばかりなる人 20/52 20 の白きに長やかに着て、髪の裾は扇を広げたらんやうにをかしげにて、かたちもここはとおぼゆるところなく、一つづつ。う つくしなどもなのめならず。さるは、わが御鏡の影 矢の 鮮なに神おぼえきこえたる。おぼえなきわざかなとて、御髪かきやりな どし給ふに、この男!立ち去らず、かしこまりゐて申すやうこれは、朝下の御菓子、納言と聞こえさせ給ひし、御あとに とどめき奉らせ給へる若君になんおはします。なにがいが一腹の姉に、兵衛”督と申し侍りけるか女納言の君とて、Bがの 御方に候ひ侍りしが、なごりをとどめて亡せ給ひて後に、生まれ給へるになおしま 納言殿の母上おはせましかば中 りなまし 御忌みだに過ぎぬほどに、競ひ隠れ給ひしに、また、この君生みきこえて、ほどなくそれも亡せ侍りにしかば、母 にて侍りしが、ほどなき袖に玉を包みたらん心地にて、もていたつききこえしも、一昨年亡侍りにし後は、ただなにがしが身 (注1) 一つにもてあつかひ奉りてなん。ことのさまもと思ひ給べて、ただ女房の御さまにてなんあらせ奉る。 (注8) (注9) きせい きほ いかなるたよりもがな。 (注11) このよし奏し侍らんと、御社にても祈誓し申し侍りつるに、かかることを待ちつけ奉りて、喜びながらなん」 とて、うち泣くこ とのさまといひ、この君のあはれげさなどに、君も涙おしのごひ給ふ。 みづからも涙を浮けて、恥ずかしげに思ひてそばみたり。 などか同意などのなかりけんと、ことのりふしは口惜しうおぼゆるを、いみじううれしとおぼす「中納言のと言へば、なほ たりたるに、ただ殿の御子となん披露すべき。さ心得て」 とて、かきなでつつ、うつくしとおぼしたるを、いみじううれしと見 (注1) Bあたり。「この御母宮の御心狭くて、中納言殿も、母上も、その嘆きに耐へず亡せ給ひにけり。あなおそろし。 聞こえてよきこと そば ひろう あらじ」と人のおどしけるゆゑに、申し出でんことをためらひけるに、この御気色を見きこゆるには、例の、世の人の思ひつけご 52 で

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