B種の個体数
✓ 植物の生育に適した草原の場合、時間とともに,草原から、低木林,陽樹林,陽樹と陰樹の混交林,
そして極相である陰樹林へと、遷移していくことが知られている。陽樹林から陰樹林への移行期の混
交林において,森林 10,000m²の調査地を設定し,その中に出現するすべての樹種と地表から 1.2 m
の高さの幹の直径(以下,胸高直径)を測定,記録した。 個体数が多かった2種類の樹種(A 種,B
種)のデータを,種ごとに胸高直径を5cm の階級幅 (0cm以上5cm 未満,5cm以上 10 cm 未満,
など)に分類したグラフが,図 3-5a, 3-5b である。 この2種類の樹種の一方が陽樹で,もう一方が
陰樹であるとして、以下の (6)~(7)の問いに答えよ。
(6)図 3-5 3-5b から判断して, A種は,陽樹,陰樹どちらであると考えられるか答えよ。
(7)(6)のように考えた理由を根拠を示し, 100~150字程度で説明せよ。
400
400
300
200
100
A種の個体数
300
200
100
0
0~5
~ 10
~15
~20
~25
~30
胸高直径 (cm)
図 3-5a
J.
0
0~5
~ 10
~15
~20
~25
~30
胸高直径(cm)
図 3-5b