-
-
エイ
やや
52
二次応答
アスカとシンジは, 病院の待合室で薬の投与法について議論した。
アスカ薬は錠剤みたいに口から飲むものが多いけど, 考えてみると, 湿布や目薬のように表面から
直接だったり, 注射だったり、 いろいろな投与法があるわよね。
シンジ:そうだね。 なぜ、筋肉痛の薬は皮膚に塗るだけで効くのかな。
アスカ : たとえば, 湿布にもよく入っているインドメタシン製剤は, 脂溶性にしているから皮膚を通
抗体量(相対値)
① ハブ毒素に対する
抗体量(相対値)
ハブ毒素に対する
して患部の細胞の中まで浸透するのよ。
シンジ:糖尿病の薬として使うァインスリンは注射だね。
アスカ:そうね。重い糖尿病では、毎日何度も注射しないといけないという話ね。インスリンはタン
パク質の一種だから,口から飲むとイ
□からなんですって。
シンジ:そうそう, ハブに咬まれたときに使う血清も注射だよね。
アスカ:そうね。その血清は,ハブ毒素に対する抗体を含んでいるから、毒素に結合して毒の作用を
打ち消すのよね。
シンジ:じゃあ,毒素の作用を完全に打ち消すためには、日をおいてもう一度血清を注射した方が
いいのかなあ。
3
01
ススカ:あれっ、血清を二度注射すると,血清に対する強いアレルギー反応が起こるんじゃないかな。
問 / 1 下線部アについての記述として最も適当なものを、次の①~⑤のうちから1つ選べ。
① 薬として開発されたタンパク質で、本来はヒトの体内に存在しない。
肝臓で働く酵素で, グルコースからグリコーゲンを合成する。
小腸上皮から分泌される消化酵素で, グリコーゲンを分解する。
副腎髄質から分泌されるホルモンで,血糖濃度を増加させる。
⑤
ランゲルハンス島から分泌されるホルモンで,血糖濃度を減少させる。
2 上の会話文中の
イ
] に入る文として最も適当なものを、次の①~⑤のうちから1つ選べ。
① 効果が強くなりすぎる ② 吸収に時間がかかりすぎる ③消化により分解されてしまう
④ 分解も吸収もされずに体外に排出されてしまう ⑤ 抗原抗体反応で無力化されてしまう
問下線部ウついて, ハブに咬まれた直後に血清を注射した患者に、40日後にもう一度血清を注射し
たと仮定する。 このとき, ハブ毒素に対してこの患者が産生する抗体の量の変化を示すグラフとして
最も適当なものを、次の①~⑥のうちから1つ選べ。
②100
① 100円
9分
10-
10
0
30
咬まれてからの日数
30
まれてからの日数
60
60
抗体量(相対値)
ハブ毒素に対する
20
⑤ 抗体量(相対値)
10-
ハブ毒素に対する
100+
[10]
00021
JUDE
<
30
咬まれてからの日数
1- 360
60
咬まれてからの日数
60
問3 血法には 抗体は含まれるが毒素は含まれない。
抗
体量(相対値)
ハブ毒素に対する
⑥ 抗体量(相対値)
ハブ毒素に対する
100
10
O
100
10
1
0
30
咬まれてからの日数
14*8
60
30
咬まれてからの日数
第3章
60
2米三
(18. 共通テスト試行調査 〔生物基礎〕)
血し
に
濃度