mのおもりBをつるした。 物
体Aと斜面との静止摩擦係数
μo, 動摩擦係数をμとして,次の問いに答えよ。
m
B
(1) 0 0 つまり板を水平としたとき, Bは下降した。 その加
速度の大きさを求めよ。
(2)001 のとき,Aが斜面下方へすべり始めた 。 M を求めよ。
(3)001のときのBの上昇加速度の大きさを求めよ。
「解説 (1) 図a で, 糸は軽いので, 両端の張力Tは等しい。
Aは「もうすべっている」 (p.41)ので,
動摩擦力μNを受ける。
〈運動方程式の立て方> (p.56)で.
STEP
Aは右向き, Bは下向きの
同じ大きさの加速度をもつ。
STER 2 図のように軸を立てる。
STEP 3 Aについて、
A
μN
a1
: 運動方程式: Ma1= +T-μN...... ①
v : 力のつり合いの式: N = Mg... ②
Bについて
X: 運動方程式 ma」= +mg-T ③
①+③より,
N
YA
-X
B
必ず
等しい
Mg
a₁
mg
Tを消すためのおき,
(M+m)a = mgμN まりの式変形♪
②を代入して,aについて解くと,
m-μM
a₁
g
答
M+m
図 a
1 と同じ向きの力は
正, 逆向きの力は負
→ナットクイメージ
m→∞にもっていくと,
ag
つまり,
Bの自由落下に近づく
第5章 運動方程式 | 59