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次の文章を読み,以下の問いに答えよ。
図1のように、2枚の平らな鏡 A, B を垂直に接合させた。図2は、図1の鏡を鏡 A, B に
対して垂直な面で切った断面の図で,点0は鏡A, B の接合点である。 この鏡の前に物体を
置くと,鏡Aおよび鏡 B による像のほかに,鏡 A, B が組み合わさってできる像が見える。
これは物体から出た光が2枚の鏡で反射することによって生じる像である。この像を物体の
「第3の像」 と呼ぶことにする。 図2の点Sは物体表面にとった点であり, 点Sから出て鏡
シータ
Aと 0 の角度をつくって入射する光の道すじが描かれている。
図 1
A
図2
鏡 A
S
物体
0
鏡B
B
図3
図 4
鏡A
B
問2 図2で、角度0の値を変えても, 鏡 Bからの反射光は,その道すじに関して単純な特
徴をもっている。 問1の結果に基づき,その特徴を述べよ。