(1) 水にとけている物質を溶質といい,
TIT
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水溶液
水のように溶質をとかす液体を溶媒という。
水溶液・・・溶媒が水の溶液。
・溶質溶媒・溶液の関係
溶質
水溶液の特徴・・・
溶媒が水のとき→水溶液
溶液(溶質+溶媒)
塩化ナトリウム
(食塩)
水
溶媒
塩化ナトリウム
水溶液
時間がたっても, とけているものが沈んできたり出てきたり
しない。
・透明である。 (色がついているものもある)
・液のこさはどの部分も同じ。
→溶質の粒子が均一に散らばっている。
(2)物質を水の中に入れると,水が物質の粒子と粒子の間に入りこみ、微小な物質の粒子はばらばらになり均一に
散らばる。この状態は時間がたっても変わらず物質の粒子がかたよって集まったり,沈んだり、浮いたりする
ことはない。
溶解度が50.0g より大きい
温度 [℃]
ビーカーa
ビーカー b
ビーカーc
40
20
透明になった
透明になった
とけ残った
透明になった
とけ残った
とけ残った
溶解度が 50.0g より小さい
(3)表2の溶解度は100gの水にとかすことのできる物質の最大の質量
である。水50.0gに粉末A~Cを25.0gずつ入れたから, 50.0gの2倍の
100gの水で考えると,それぞれ25.0gの2倍の50.0gの物質を入れたこ
とになる。 表1で,透明になった (すべてとけた)ときは,その温度
での物質の溶解度が50.0gより大きく,とけ残ったときは,その温度
での物質の溶解度が50.0gより小さい。 粉末A(ビーカーa) は40℃で
も20℃でも溶解度が50.0gより大きい物質だから,ショ糖である。 粉末B (ビーカーb)は40℃の溶解度は50.0gより
大きく,20℃の溶解度が50.0gより小さい物質だから、硝酸カリウムである。また, 粉末C(ビーカーc)は40℃で
も20℃でも溶解度が500gより小さい物質だから,塩化ナトリウムである。