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解答
(1) 床:3mg, 壁:
2mg
(2)
tan O
3tan O
(+1) 3
MOD (1)
Ante T
A
R
指針 人がはしごを登っていくと,下端Dが床から受ける静止摩擦
力は大きくなる。 はしごがすべる直前には,静止摩擦力は最大摩擦力
となる。はしごが受ける力を図示し,水平,鉛直方向の力のつりあい
式、下端Dのまわりの力のモーメントのつりあいの式を立てる。
解説(1)人が点に達したとき, はしごはすべり出す直前にある。
このときはしごの下端Dが床から受ける垂直抗力をN, 静止摩擦 0
力をF, 上端Aが壁から受ける垂直抗力をRとすると, はしごが受
ける力は図のようになる。 鉛直方向の力のつりあいから, 垂直抗力
N=2mg+mg=3mg … ①
B
2mg
L sine
N
mg
A
F
下端Dのまわりの力のモーメントのつりあいから,
3L
coso
D
.85
-coso
3L
2mg× coso+mg× cos0=R×Lsin0
4
L
2
2mg
R=
・②
h
tan
2 (2) 静止摩擦力Fは,水平方向の力のつりあいから, F=R
③
式 ② ③ から,
2mg
F=R=
…④
tan
4
下端Dから2mg, mg,
Rの作用線におろした垂
線の長さ(うでの長さ)は,
3L
cosl.1/coso.
4
はしごがすべり出す直前では,静止摩擦力は最大摩擦力となる。 はし
ごと床との間の静止摩擦係数をμとすると,F=μNの関係式が成り
立つ。これに式 ①, ④を代入すると、受
Lsine である。
2mg
重心
tan
=x3mg
"=-
3tan0
大
UC