339クインケ管による実験 図のような, 入り
口Sから音を入れ, 左右2つの経路 (SAT と SBT)
を通った音を干渉させ、出口Tでその干渉音を聞く
装置がある。 はじめ, 左右の経路の長さは等しく
ができる。
S
A) B
なっている。 この状態からBをゆっくり引き出して出音
いったところ,Tで聞く音が次第に小さくなり
T
0.17m 引き出したところではじめて最小となった。 音の速さを3.4×102m/s とする。
(1) 音の波長と振動数はいくらか。
(2)定性 音の振動数はそのままで室温を上げて同様の実験をすると, 音がはじめて
最小になるまでにBを引き出す距離は, 長くなる・短くなる・変わらないのどれか。
ヒント (1) Bl〔m〕 だけ引き出す ⇒ 経路差は21〔m〕 (2) 音の速さが大きくなる。
1,2
6.4×10 Hz
340
音の干渉図のように, スピーカー A, B
から同じ振動数の音を出す。 A, B から等距離にあ
る点0で音の強さは極大であり,点から直線AB
に平行に移動すると,音の強さは次第に小さくなっ
てから大きくなり, 点Pで再び極大になった。
「聞く
T
CA
2.5m
OS-01X04.8
2.5m
P
2.5
-12.0 m-
B
(1) スピーカー A, B が出す音は, 同位相か逆位相か。
BC
ISOXONE
(08-)-01x04.E
(2) スピーカーが発する音の波長はいくらか。 aa
6.8×10 Hz
➡2
ヒント (2)点Pで音の強さが極大となるので,|AP-BP|は波長の整数倍である。