発展問題
321. 仕切られた円筒容器■ 底面積 S[m²]
の円筒容器が鉛直に立てられ, 質量 M〔kg〕
外気温 B
To
壁
A
To
ヒント
321 (2) 位置エネルギーの減少分が内部エネルギーの増加分となる。
1
L
の熱を通す壁で部屋A,Bに仕切られてい
る。はじめ,上下面からの距離がともにL
[m]となる位置で壁を固定し,各部屋に1
mol の単原子分子の理想気体を閉じこめる
底面積 S
とともに外気温と同じ温度 T [K] となっ図1
図2 断熱材
た(図1)。気体定数をR [J/ (mol・K)〕 重力加速度の大きさをg〔m/s²〕とする。
(1) 部屋Aの気体の圧力は何Paか。
次に,図2のように, 容器を断熱材で囲んだのち, 壁の固定を外してなめらかに移動
できるようにしたところ, 壁は,もとの位置から 4L 〔m〕 だけゆっくりと移動した位置で
静止した。 このとき, 部屋A,Bの気体の温度がともに To +4T [K]となった。
(2) 4T〔K〕を.M. R. g, 4L を用いて表せ。
(11. 山口大改)
例題26)
←
B
To L
To+4T
A
L+AL
T+4T
L-AL