[A] 次の文の(訳)の[
〕に入る語句として最も適当なものを選び、番号で答え
1 いみじく心憂けれど、念じてものも言はず。(堤・はいずみ)
①悲観し
(訳) ひどくつらいが、〔
②がまんし
〕てものも言わない。
努力し
④遠慮し
2宮、例の、しのびておはしまいたり。(和泉式部)
(訳)宮は、いつものように、[
〕ていらっしゃった。
①恋心を包み隠し
②人に助けられ
③人目を避け
④懐かしく思っ
3 いと悲しくおぼえけり。(大和)
(訳)たいそう悲しく [
①受け止め
②思われ
〕た。
③記憶し
④感じられ
4 菰積みたる舟のありくこそ、いみじうをかしかりしか。(枕)
(訳) まこも(=水辺の植物名)を積んだ舟が〔
〕のが、たいそう趣深かった。
①走り去る
②沈む
③浮かぶ ④動き回る
5 雲居よりもはるかに見ゆる人ありけり。(平中)
(訳)雲よりもはるかに(遠い存在と)〔
〕女性がいた。
③思われる
①いえる
②付き合う
[B]次の文の(訳) の[
④見える
に入る語句を答えよ。
6 明くるより暮るるまで、東の山ぎはをながめて過ぐす。(更級)
(訳) 夜が明けてから暮れるまで、東の山際を
て過ごす。
7 物に襲はるる心地して、おどろき給へれば、灯も消えにけり。(源氏・夕顔)
(訳)ものに襲われるような気持ちがして、[
いた。
8 男、大和にある女を見て、よばひてあひにけり。(伊勢)
(訳) ある男が、大和の国に住む女を見て、 求婚して
〕た。
〕うちに、夜が更けた。
9 とかくしつつののしるうちに、夜更けぬ。(土佐)
(訳)あれこれしながら[
鳥獣もなき所にて一人食ひゐたり。 (宇治)
〕なさったところ、灯も消えてしま
7
80
眺
(訳) 鳥や獣もいない所で一人食っ
〕た。