4H2(気) +202(気) → H2O(液)
3C(黒鉛) + 4H2(気) C3H8(気) AH = -104kJ
AH=-286kJ
(-394+-286)
2C+80241120N3H&104
(4) 【判表】 アルコール発酵によりグルコース C6H12O6からエタノール C2H6Oができる
ときの反応は、熱化学反応式を用いて次のように表すことができます。
AH=Q2kJ
←
C6H12O6 (固) 2C2H6O(液) + 2CO2(気)
50
981
45
いま, H2(気), C(黒鉛), C2H6O (液)の燃焼エンタルピーをそれぞれ-286kJ/mol,
-394kJ/mol, -1368kJ/mol とし, C6H12O6(固)の生成エンタルピーを-1273kJ/mol
としたとき, 1molのグルコースが完全にアルコール発酵したときの反応エンタルピー
Q2 (kJ) の値を整数値で求めなさい。
(5)【思判表】発泡スチロール製の容器に15℃の水500mLを入れ,これに固体の水酸化
ナトリウム 40gを加えて, マグネチックスターラーを用いてすばやく溶解させたと
ころ,溶液の温度は図1の領域Aのように変化しました。 容器の外に逃げた熱の補正
(点線)をしたところ, 溶液の温度は35℃まで上昇したことになります。 さらに、
この溶液の温度が30℃まで下がったときに, 同じ温度の2.0mol/L 酢酸水溶液
500mLをすばやく加えてかくはんしたところ、 再び温度が上昇して領域Bのように
変化しました。 この実験結果をもとに、次の熱化学反応式の反応エンタルピーQ3 (kJ)
を整数値で求めなさい。 ただし, 固体の水酸化ナトリウムの溶解や中和反応による溶液
の体積変化はないものとします。 また, 溶液の密度を1.0g/mL, 比熱を4.2J/(g・K)
とします。 式量: NaOH=40
温
40
度 35
(°C)
30
25
20
CH3COOHag + NaOH (固)
->
CH3COONaaq + H2O(液) AH=Q3kJ
酢酸水溶液を加える
領域A
・領域B
20
15
固体の水酸化ナトリウムを加える
→時間