-
3
細胞の構造と機能
A 真核細胞の構造と働き
真核細胞には核があり,細胞の種類に応じてさまざまな細胞小器官が発達している。
液胞
核をもつ細胞を真核細胞という。 真核細胞植物細胞
の核以外の部分は [1細胞費」という。
真核細胞からなる生物を[2貪核生物 ]
といい、動物や植物, 菌類などが含まれる。
※真核生物には,1つの細胞からなる単細胞生物
と,さまざまな種類の多数の細胞からなる多細
胞生物がある。
各構造の働き
一核
―細胞膜
ミトコンドリア
[3]]
[5細胞宮 ]とよばれる細胞内の構造体が,細胞のさまざまな働きを分担して行っている。
細胞壁
[6
[ 細胞膜
細胞の外側にある固くて厚い構造。 細胞の形や大きさを一定に保つ。
] DNAを含む染色体が,核膜に包まれている。
] 細胞を含む膜。 細胞への物質の出入りを調節する。
一大きさの上
原核生
細胞質
溝
告
[8]の場となり,細胞に必要なエネルギー(ATP)をつくり出す。
[光合成]を行い,有機物を合成する。
有機物や無機塩類を含む細胞液で満たされている。 物質の貯蔵に関わる。
[* 細胞質基質] [3]の間を満たす液状成分。さまざまな化学反応の場。
ミトコンドリア
葉緑体
液胞
B 原核細胞
キーコンセ
原核細胞には,核が存在しない。 また, 葉緑体やミトコンドリアのような細胞小器官も見られない
核をもたない細胞を原核細胞という。 原核細胞にも
DNAは存在するが,核膜に包まれていない。 原核細胞か
らなる生物を[原核生物 ]といい,大腸菌や乳酸
菌, シアノバクテリアなどの[12 細菌 ]などが含ま
れる。
例 大腸菌
例 シアノバクテリ
―細胞壁 1
-[13 DNA ]
べん毛
[細胞膜]
*1 原核生物の細胞壁は、構成するおもな物質が植物細胞
の細胞壁とは異なる。
チラ
*2 光合成が行われる袋状の構造。
C さまざまな細胞とその大きさ
細胞の大きさや形は、その役割に応じて異なる。
光学顕微鏡
ヒトの肉眼
↓ (0.2μm)
(0.1mm)
1μm
10-7
10%
10-5
10
+ t
+++
T.
ド
V
大腸菌
ヒトの赤
葉緑体
ヒビ
のリ
のの
卵ム
Imカエルの
ゾウリム
ヒトの利
1mm
10~
電子顕微鏡
大きさの比較|||
電子顕微鏡は,電子
の流れ (電子線)を利用
電子顕微鏡
して試料を観察できる
能
m 10-10
↓ (0.1~0.2mm)
1nm
10
10-8
+
で
学
ヘモ
日本
インフ
キーコン
10~2
10-
ダチョウの
ニワトリの