90. 【田沼時代】 次の文章を読み、 下の問いに答えよ。
10代将軍家治の ( ① ) から老中になった田沼意次は,幕府財政再建のために商業資本を利用した。
仲間を積極的に公認することによって, 運上・(-②)などの営業税の増収を目指した。 さらに特定の
人に座を作らせ, 幕府による専売制を強化した。 また, 初の計数銀貨である(③) を鋳造して貨幣
度を金貨中心にしようと試みた。
意次は貿易にも熱心に取り組み, 長崎貿易においては (④) や依物の輸出を奨励した。 さらに (b)=
平助の意見に影響を受け, 蝦夷地の開発やロシアとの交易を計画し、(⑤)らに蝦夷地を探検させ
ロシアとの交易は実現しなかった。 このほかに新田開発も試み, 商人の力を借りて( ⑥ ) 手賀沼
拓に着手したが, 完成することはできなかった。
問1 空欄 (①)~(⑥) に適する語句を答えよ。
一問2 下線部(a)について, この座に含まれないものを次から一つ選べ。
ア. 真鍮座 イ. 油座 ウ. 銅座
工. 朝鮮人参座
問3 下線部(b) について, 蝦夷地開発とロシアとの交易を主張した工藤平助の著作物を次から一つ
ア. 三国通覧図説 イ. 赤蝦夷風説考 ウ. 華夷通商考 工. 経世秘策
みょうが