例題
2 屈折波の波面
図のように,平面波が境界面に達した。 屈折
波の波面を作図せよ。 ただし, 媒質 I に対す
る媒質ⅡIの屈折率を2 とする。
2 (+式 (9)) から, 01=n12=2 V₂² V₁
T
境界面
-= 1212
V₁
指針 屈折の法則 -=n1z(p.152・式(9))から, 媒質ⅡIにおける波の速さが,媒質
V2
Iにおける速さの何倍になるかを求める。 ホイヘンスの原理にもとづいて素元波を描
き, 屈折波の波面を作図する。
解 媒質 I, I における波の速さをそれぞれ v1, v2 とすると,
ma 逆の屈折る
V₁
V2
V2
であり、媒質 Ⅱ における波の速さは, 媒質 Ⅰ
における速さの1/12/2になる。図のように,B2
からAB におろした垂線とA,B との交点
B2C
の素元波 (半
をCとして, B, から半径
円) を描く。 このとき, B2 からこの素元波に
2
引いた接線が, B2 を通る屈折波の波面となる。他の波面は,入射波の波面と境界面の『
交点から,この接線に平行な線を引くことで求められる。
B1
B2C
2
B2
入射波
の波面
媒質 Ⅰ
A2
媒質 ⅡI]
屈折波
の波面
入射波
の波面
媒質 Ⅰ
媒質 Ⅱ
問9 類題例題2で,入射波の波面と境界面のなす角を60° とする。このときの屈折角
を0として,sin0 の値を求めよ。答えは分数のままでよく, ルートをつけたままでよい。
8 平面波
障害物に
を送ると,
にまわりこ
回折は,
部分にも
すき間
(a))。 した
る (図
波長よ
の