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文法 放吾
おおかがみ
歴史物語
大鏡
テーマ
読解 登場
格助 名無話
て、いと いにしへのやう
(他の責
回-歴 書撃に図·用 接助
トコ用
この 中納言 は、かやうに え 避りがたき こと の 折々 ばかり歩き 給ひ
この中納言(=藤原隆家)は、このようにやむを得ないことのある時々だけ
出歩きなさって、
あまり昔のように、
開州#
の
形動ナリ-語幹格助 名
聖
る繰
こと は なかり ける に、入道殿 の 土御門殿 にて 御遊び ある に、「かやう
SJとに、
合いなさることは
なかったが、
入道殿(=藤原道長)の(屋敷である)土御門殿で音楽のお遊びがある時に、「このような宴に、
格助 尊サ下二-用一
当P-|-
なき こそ、なほ さうざうしけれ」と のたまはせ て、わざと 御消息 聞こえ させ給ふ
いないのは、
ほど、
やはり 物足りない」と (入道殿が)おっしゃって、
わざわざ お便りを 差し上げなさるうちに、
(奥の
格助 ラ四-用 接助
n-|-E 業八四、用 接助
n国-歴
接助謙八四·未
う四-用 四:巳 甲
またたび に なりて、人々 乱れ たまひ て、紐 おしやり て さぶらは るる に、この 中納言 まゐり 給へ
度にもなって、(その場の) 人々が乱れなさって、(上着の)紐を解いて(くつろいで)控えなさっていると、この中納言が参上なさったので、
A-
n回-E 四、用
お- 書部-田 通去, 巳 接助 名
5 うるはしく なり て、居直り など せ
(人々が)きちんとなって、居ずまいを正しなどしなさったので、
られ けれ ば、殿、「とく 御紐 解か せ 給へ。 こと やぶれ侍り
カ四-未 尊敬-用 補八四·命 名一
ラ下二-用 丁補ラ変·用強意: 線
入道殿が(中納言に)、「早くお紐をお解きください。きっと興が冷めますだて
|- 書部 開-D 回-田
お国-歴
幕補八四:体 接助 名
を、公信
と 仰せ
られ けれ ば、かしこまり て 逗留し 給ふ
とおっしゃったので、(中納言は)恐縮して一