計算 12 地球内部の構造 次の問いに答えよ。
地球はおおよその半径6.4 × 10km, 平均密度 5.5g/cm の球体であるが, 実際の地球
の内部は成層的な密度構造をもっている。 地球内部の表層は平均密度2.7g/cm の
ア があり、その厚さは地球半径に比べて非常に小さいため無視できるとみなす。
よって,地球はおおよその厚さ2.9×10km 平均密度 4.5g/m²
イとその内側
にある核の2つから成りたっていると考えると、核の密度を求めることができる。
(1) モホロビチッチ不連続面直下の密度を、次の①~④の中から選べ。
12.3 g/cm³ 3 ②2.7g/cm
3
③3.3g/cm3
4 4.0 g/cm³
(2) 文中のアとイに適切な語を入れよ。
OF
(3) 地球内部の構成物質を岩石と金属に区分すると, その境界の深度は何kmであるか。
(4) 下線部(a)に関連して, 地球の平均密度をD, マントルの平均密度を d, 地球の半径を
R,核の半径をrとすると,地球の質量はDX144 TRと表せる。 マントルの体積と
核の密度はどのように表せるか。
(5) 核の密度は何g/cm か, 有効数字2桁で求めよ。
ただし, 2.93 = 24, 3.5° = 43, 6.4°=260 のうち必要なものを用いよ。
[名古屋大改]