8 太陽系の惑星 次の文は地球の特徴を金星や火星と比較しながらまと
めたものである。 空欄を埋めて文を完成させよ。
地球の最大の特徴は、大量の(ア) が液体として存在((イ)の存
在) することである。 これは地球が太陽からちょうどよい距離に位置して
いて,適当な温度条件が保たれているためである。 しかし, (ウ)で
は,地球よりも太陽からの距離が近く高温であるため, (ア) は蒸発
して気体のエ)としてしか存在せず, さらに,(エ)も太陽から
の強い紫外線で分解し、 失われてしまったと考えられている。 一方,
(オ)では, 表面に流水によると思われる地形もあり,かつて液体の
(ア)が存在していた可能性もある。 このように、(ア)が液体で
存在する温度になる領域のことを(カ)という。
次に地球の特徴として, 大気組成が挙げられる。 金星と火星の大気は
9割以上が (キ)で占められているが, 地球大気では, (キ)の濃
度は約 0.04% である。 これは地球大気だけがいったん形成された後に変
化して特異な組成になったためと考えられる。 地球では, (キ)の大
部分は (イ)に溶け込み、さらに,(クとして固定された。
その他の特徴としては,(ケ)の存在がある。 火星にも(ケ)の
存在する可能性が取り上げられているが,(ケ)が多く存在し, その
惑星の進化にまで大きく影響を与えたというのは地球だけである。