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重要例題 5-1
重要演
核酸の構造と塩基組成
DNA分子の二重らせん構造において, らせんの1回転当たりの長さは3.4mmであり,その間に
問2 表はア~オの
成(%) を調べた
また、この DNA の構成塩基の割合は,グアニンとシトシンの合計が全塩基数の 48%であった。
対のヌクレオチドが存在する。 ある細菌の2本鎖DNAには 7.6 × 106個のヌクレオチドが含まれていた。
GC
この2本鎖DNAの全長(mm) はいくらか。 最も適当なものを、次の①~⑤のうちから一つ選べ
問1
① 1.3mm
② 2.6mm ③ 1.3 x 10mm
④ 2.6×10mm
⑤ 1.3 × 102mm
質として1本鎖
のRNAをもつ
のうち
① ア
④ エ
ア エ
ら一つ選べ。
問2 この2本鎖DNAに含まれるチミンの数はいくらか。 最も適当なものを、次の①~⑤のうちか
44. DNA σ
① 2.0 × 103 個 ② 1.8 × 105 個
③2.1 × 105 個
④ 1.8 × 10° 個
⑤ 2.0 × 106 個
まれる大半の
「重い DN.
になってい
問3 この細菌のある mRNAの塩基組成を調べると この RNA を構成する全塩基に占めるシトシンの培養した。 1
数の割合は15%であった。また,このRNAのもととなった転写領域の2本鎖DNAの塩基組成を調
べると、その2本鎖DNAを構成する全塩基に占めるシトシンの数の割合は24%であった。この
RNA を構成するグアニンの数の割合(%)はいくらか。 最も適当なものを,次の①~⑥のうちから 問1 文中
一つ選べ。
① 12%
② 15% ③ 24% 4 26%
考え方 問1 2本鎖DNA では,塩基はAとT, C
とGがそれぞれ結合してヌクレオチド対を形成し
ている。 よって、 この細菌の2本鎖DNA は, 7.6
× 106 + 2 = 3.8 × 106 対のヌクレオチド対からなる。
10 対当たりのDNA分子の長さが3.4mmなので,
このDNA分子の全長は
3.4
・・
3.8 x 106 X- × 10-6 ≒ 1.3(mm)となる。
10
QC2AとTの割合の合計は52%で,シャルガフの
規則よりAとTの割合は等しいので,ともに 26%
である。 よってこのDNAにおけるTの数は
①0:1
④ 1:
⑤ 33% ⑥ 36%
問2 DM
7.6 x 106 X
26
100
≒2.0 × 106 (個)となる。
は DN
図であ
問3 このRNAのもととなった2本鎖DNA の領域
の鋳型鎖におけるGの割合が15%で,非鋳型鎖の
Cの割合も15%とわかる。 この領域におけるCの
割合は24%であり,これは2本鎖の各鎖における
Cの割合の平均値となることから,鋳型鎖における
Cの割合は, 24 × 2 - 15 = 33% とわかる。 よって
このRNA におけるGの割合も33%となる。
解答 問1 ①
問2 ⑤ 問35
領域
され
部位
①
①
④
問3