Cneck
例題 231 原因の確率(1)
OE**
あるメーカーが製造する製品で, A工場の製品には2%, B工場の製品
には6%の不合格品が出るという。 いま, A工場の製品から 50個,BI
場の製品から100 個を任意に抜き出し, これをよく混ぜた後,1個を取り
出すとき,次の確率を求めよ。
(1) それが合格品である確率
(2) それが合格品であることがわかったとして, それがA工場の製品で
ある条件付き確率
考え方 Aが起こったとして,そのときのBの起こる確率を,
Aが起こったときのBの条件付き確率
Pa(B)=P(AnB)
P(A)
あを意事さ出発 さん
といい,
と表す。
(1)不合格品である確率を求めて,余事象の確率を利用する。
(2) A工場の製品で, 合格品である確率を求めて乗法定理を使う.(p.404 参照)
(1)不合格品である確率は,
解答
50
2
100
-X
6_7
9-(8
150
100
150
100
A工場での不合格品
150
よって,合格品である確率は,
の確率+B工場での
不合格品の確率
合格品を直接計算す
ると大変なので,こ
こでは余事象を用い
7
1-
150
143
150
(2) A工場の製品である事象をA, 合格品である事象を
Eとすると,
Aる。
49
P(ANE)=P(A)PA(E)=
150
P(ANE)=P(E)PE(A) より,
50
98
100150
乗法定理
49
143
. PE(A)
150
143
150
(1)より,P(E)=
150
よって,
49
Pe(A)=
150
150
143
49
143
Focus
2つの事象 A, Bについて,
AとBとがともに起こる確率 P(ANB) は,
P(ANB)=P(A)PA(B)=P(B)Pa(A)
b(VUB)-
FOCUS
練習
外見の同1,2つの箔A
rは