112 滑車につけた物体の運動
なめらかに回転する軽い滑車に、軽い糸を通し,糸の両
端に質量Mの物体Aと質量mの物体Bをつけて手で静止さ
せる。 静かにはなすと, A, B は運動を始めた。 このとき,
①_A,B の加速度の大きさと糸の張力の大きさはそれぞれ
いくらか。 また、A、 B 運動しているときの天井が滑車を
支える力を求めよ。 ただし,重力加速度の大きさをgとし
て、物体の質量はM> m の関係にあるとする。
2 T
+
A,Bそれぞれに対して
運動方程式を立てる
Mg - T
A: Ma
B: ma=
T-mg
Ma+ma=
Mg-mg
(M+m)a = (M-m)g
M-m
a=
g
M + m
Aに代入すると、
Ma=Mg-T
T = Mg - Ma
= M (g-a)
= M ( g - M = mg)
= M (1-
=
M-M) g
2 Mmg
M + m
M+M
M (M+ m _ M = m) g
T
OK
+
M
Mg
mg
A
B
2T
T
T
滑車は糸に2丁で
引っ張られるので
滑車を支える力は
2T=2x
2mmg
Mtm
B
4 Mmg
Mtm