[U]次の和歌〔I)~[皿)を読んで、後の問いに答えなさい。
(I]つれづれのながめにまさる涙川袖のみ濡れてあふよしもなし (古今集)
右の和歌に用いられている掛詞を抜き出しなさい。
四 その掛詞に掛けられている二通りの意味を漢字を用いて答えなさい。
[S
リ
(E木の間より漏りくる月の影見れば心づくしの秋は来にけり (今集)
右の和歌の解釈の空欄に入る最も適当な語を書き入れなさい。
木の間から漏れてくる月の光を見ていると、〔
秋が来たのだなあ。
(宮
(もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る (後拾選集)
右の和歌の解釈として最も適当なものを後から選んで記号で答えなさい。
いろいろと考えてみれば、沢辺を飛ぶ蛍も自分の魂を燃やしながら生きているように見えるよ。
いろいろと考えても、私の魂は沢辺を飛ぶ蛍にあこがれて消えていく運命のように思えるよ。
思い悩んでいるので、沢辺を飛ぶ蛍のように私の魂もどこかに飛んで行きたいと思うよ
思い悩んでいると、沢辺を飛ぶ蛍火も私の身体から抜け出た魂ではないかと見るよ。
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