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ここんちょもんじゅう
古文入門@ 「古今著聞集』〈巻第五和歌第六〉
は「経信卿」の行動 太字は活用する語
道山
西河
大井川|
内容を確認しようー
ラ四·未 打消·用 過去·終一
劣ら ざり けり。
劣らなかった。
一文法詳解図
格助名
この人に
この人(藤原公任)に
白河院が、
帥の民部卿経信卿、
帥の民部卿源経信卿は
また
また一
格助
格助
そ の道の人々 を
その方面の(すぐれた)人々を
名 格助
バ下二·用接助
格助
詩歌管絃 の 三の 舟 を 浮かべ て
漢詩·和歌·管絃の三つの舟を一
* 談
に 行幸 の 時、
行幸なさった時、
浮かべて
白河院は一
※接続助詞的用法。「~ので」という意味を表す。←」
格助
ナリ·用
(編者→白河院)
接助 サ下二·未 尊敬·用 過去体 接助
分かち て 乗せ られ ける に、
乗せなさったところ、
ことのほかに
タ四·用一
経信卿 遅参 の 間
経信卿が定刻になっても参上しないので、
(白河院は)とりわけ
1から
分けて
経信卿が
(編者→白河院)
(編者→白河院)
経信卿は一
シク·用
過去·体 接助一
御気色 あしかり ける に、とばかり 待た れ て
(経信卿は)三才(漢
夕四·未 尊敬·用接助
ラ四·用 完了·用過去·体 接助
参りたり ける が、三事
ご機嫌が 悪かったが、
しばらくお待ちになって、(ようやく経信卿が)参上したが、
詩,和歌·管絃)を
ナ下二·用 存続·体
断定·用 接助
カ四·用一
格助
断定·用 接助
かね たる 人 に て、 みぎは に ひざまづき て、「やや、いづれ の 舟 にて
かね たる 人に て、
兼ね備えた人で、
ひざまずいて
やあやあどの舟であっても(いいから)
ミ辺に
丁(経信卿→舟の遭ぎ手)
(編者→経信卿)
係助サ下二·用 補ハ四·命 格助
も 寄せ候へ。」と、
潜ぎ寄せなさい。」と
ハ四,未 尊敬用 完了·用 過去·体一
言は れ たり ける、
おっしゃったのは、
格助ラ四·用 接助
時 に とり て いみじかり けり。
当時にあって
シク·用
過去·終一
すばらしかった。
→白河院)(編者→経信卿)
サ変·未一
かく 言は ん れう に 遅参せ られ ける と ぞ。さて」
ハ四·未 鏡曲,体
(省略)
尊敬·用 過去·体 格助係助
|経信卿は一
このように言わんがために一
管絃 の 舟 に 乗り て
格助ラ四·用 接助
遅れて参上なさったということだ。
さて、(経信卿は)管絃の舟に
合2から
乗って
百河院に丁(編者」
→白河院)(編者→経信卿)
\ サ変·未一
詩歌 を
漢詩と和歌を(白河院に)献上なさった。
尊敬·用 完了·用 過去·終
格助 ラ四·終 格助 係助
られ たり けり。三船 に 乗る と は これ なり。
断定·終
三船に乗る」とは
このことである。
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説話