1 地球儀と地図
□学習課題
Q なぜ地図にはさまざまな図法があるのだろうか。
<学習のポイント>
●球体の地球と平面の地図
●地球儀
(1) 平面の地図には,どのような図法があるのだろうか。
(2) 図の中心からの最短距離が直線で表される図法には,どのような特徴があるのだろうか。
(3) 面積が正しく、 できる限りひずみを小さくする図法は、 どのような工夫がなされているだろう
か。
展開すると, 高緯度ほど陸地や海が分断される
●平面の地図
●さまざまな図法
教科書
陸地や海が分断されないように工夫されている
さまざまな ( ① ひずみ ] が生じる
p.10~11
距離や面積の比率, 角度 方位などが正しく表現されている
●角度を正しく表す図法
●平面の地図 ・・・ 角度 距離 方位 面積などの要素を同時に正しく表現できない
いずれかの要素を正しく表現するために,
さまざまな ( ② 地図投影法
〕 が用いられる
〕 である [④
地図上の任意の2点を結んだ直線が〔⑤航路
海図として利用
高緯度ほど面積のひずみが大きくなる
2073年
〕 の特徴
〕を示す
5月11日
と力を止しく表す図法
(⑥正距方位図法〕の特徴
**
図の中心からの距離と方位が正しい
図の中心と任意の点を結んだ直線
図の中心からの最短距離である (⑦2点間の最短距離
世界全図の外周中心に対する地球上の真裏の地点 ( 対蹠点)
中心から外周までの距離は約2万km
周縁部では形や面積のひずみが大きい
●面積を正しく表す図法
[⑧ サンソン図法
・・・低緯度でのひずみが小さい
〔⑨ モルワイデ図法]
↓接合
[⑩ ホモロサイン図法 (グード図法
面積の関係が正しい [①
***
高緯度でのひずみが小さい
)
さまざまな分布を示す際に利用される
海洋部が破断している
)
等値線図, 流線図には不向き
] を直線で表す
▼確認
Q: 地図にひずみが生じる理由について, 「球体」 「平面」の語句を用いて説明しよう。
▼深い学び
Q: 身の回りにある地図の図法を調べ、その図法で描かれている理由を説明しよう。