集
問3傍線部B「兔子於厄」を返り点に従って読み下すとどうなるか。最も適当なものを、次の①~⑥
ちから一つ選べ。
やく
子を厄に免ず
②子を厄に免ぜらる
まぬか
③ 子を厄より免れしむ
子は厄より免る
子は厄を免ぜらる
子は厄を免れしむ
なる。これは「動詞—目的語於―補語」なので、目的語に
あたる「子」を「子は」と読む④・⑤・⑥は誤りである。
残る①・②・③は訳してみる。
「免ず」の意味は「見のがす」「辞めさせる」などであり、「免
る」の意味は「のがれる」であるから、それぞれの訳は次の
ようになる。
子を厄に免ず
訳あなたを災難において見のがした 辞めさせた
子を厄に免ぜらる
あなたを災難で見のがされた辞めさせられた
③子を厄より免れしむ
訳あなたを災難からのがれさせた
ここは、越石父を牢獄から出してやった晏子が語った言葉で
あるから、③が適当だと判断できるであろう。
問4 指示内容の問題。
まず、
2
の
ら
その組合せとして最も適当なものを、
として最も適当なものを、次の①~⑤のうちか
るが、自分が理解できる相手の前では