問5
日本における金融の自由化·国際化についての記述として誤っているものを, 次の①~④のうち
から つ選べ。(2005年本試)
D アメリカを中心とする外国の銀行が日本へ進出するとともに, 大手銀行どうしの合併など,
金融業界の再編も進んだ。
2 投資家による自由な資金運用の促進を目的として, 銀行と証券の業務分野が二分化された。
3 市中銀行が, 預金金利を自由に設定できるようになった。
④ 金融機関以外の一般企業が, 銀行業などに参入するようになった。
問6 次の表のように, 銀行Aが2,000万円の預金(本源的預金)を受け入れ,支払準備率を20パーセントとして企業に賃
し出すとする。この貸出金は, 企業の取引の支払いに充てられ,支払いを受け取った別の企業によって銀行Bに全
額,預金されるとする。銀行Bはこの預金をもとに企業への貸出しを行い, 同様の過程を経て, 銀行Cに預金がなさ
れる。銀行の支払準備率をすべて20パーセントで一定とすると,この過程が次々と繰り返された場合,信用創造で作
り出された銀行全体の預金の増加額として正しいものを、下の①~④のうちから一つ選べ。
銀行
預金
支払準備金
貸出金
2,000 万円
400万円
1,600 万円
0 4,000 万円
A
2 4,880万円
B
1.600 万円
320 万円
1.280 万円
3 8,000 万円
の 9,600 万円
C
1.280 万円
256 万円
1.024万円