回答

✨ ベストアンサー ✨

そもそも信用創造で増やされるお金は、企業から銀行への預金(図で言うと赤の↑)の部分です。

初めに、
預金者がA銀行に100億円を預金をすると、預金者はA銀行の口座に100億円がある状態になります。
その次に、
A銀行の貸付、A企業の支払いを経て、B企業がB銀行に80億円を預金すると、B企業はB銀行の口座に80億円がある状態にあります。

この時、預金者とB企業の目線(もしくは国全体からの目線)で見るとA銀行とB銀行を合わせると180億円が存在することになります。つまり、+80億円分が創造されました。
これが信用創造です。

以下同様に、

B銀行の貸付、B企業の支払いを経て、C企業がC銀行に64億円を預金すると、C企業はC銀行の口座に64億円がある状態になり、
この時点でA,B,C銀行には180億円+64億円=244億円があり、
また、
C銀行の貸付、C企業の支払いを経て、D企業がD銀行に51.2億円を預金すると、D企業はD銀行の口座に51.2億円がある状態になり、
この時点でA,B,C,D銀行には224億円+51.2億円=275.2億円があります。

D銀行の貸付、D銀行の支払いを経て、(以下略

のように続いていきます。
このような仕組みでお金が増えていっています。

※「預金通貨」でお金の取引(貸付,支払,預金)をするので信用創造で増加したお金は、実際の(物質としての)通貨の発行量が増加するわけではないことに注意が必要。

ジオ

勘違いしてたところが分かりました!!
本当にありがとうございます🙇‍♂️🙇‍♂️

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