13章1節6項■ フェーン現象に関する計算
(○教@p.110~11)
<問>
右の図のように,ある山のふもとのA地点(気温 26
℃, 湿度 75%)に湿った空気がぶつかって上昇すると
き,標高 Xm のB地点で雲が生じた。その後、山頂Cを
こえると雲は消え,山の反対側にあるD地点に吹き下
ろしている。これについて,あとの問いに答えよ。ただ
し,答えが割り切れない場合には,四捨五入して小数第
1位までで答えなさい。
2000m
[X
D
なお,乾燥断熱減率は 100m につき1℃, 湿潤断熱減
率は 100m につき 0.5℃とする。また,必要なら気温と
飽和水蒸気圧の関係をまとめた次の表を使うこと。
'A[26℃
[75%」
飽和水蒸気圧 (P)を求める表
EL
位
10位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
30
424
449
476
503
532
562
594
28
663
0
20
234
249
64
281
299
31.7
336
35.7
378
401
10
123
13.1
140
150
160
170
182
194
206
220
61
66
7.1
76
81
87
93
100
107
115
(1) B地点の湿度は何%ですか。また、B地点の気温は何℃ですか。
(2) B地点の標高は何m ですか。