第Ⅲ章熱力学
よし
ヒント B→Cは, かV=一定なので, 等温変化である。 気体の内部エネルギーは, 絶対
温度に比例する。また, 気体は、その体積が減少するときに正の仕事をされる。
例題42
319. C,と Crの関係 物質量nの理想気体を,圧
九か、体積VI,温度 T;の状態Aから, 圧カー定の
ふとでゆっくり加熱すると,体積V2,温度 T, の状
能Cとなった。定圧モル比熱を Co, 定積モル比熱
を Cvとして,次の各問に答えよ。
(1) 状態AからCの間に,気体が吸収した熱量は
いくらか。また,外部にした仕事はいくらか。
状態Aから体積一定のもとでゆっくり加熱すると, 圧力 p2, 温度 T,の状態Bとなった。
(2) 状態AからBの間に,気体が吸収した熱量はいくらか。
(3) さらに,状態Bから等温変化をして, 状態Cになったとする。状態AからBを経て
Cとなった場合の, 内部エネルギーの増加量はいくらか。 さい026テれに
(4)(3)における内部エネルギーの増加量は, 状態AからCに直接変化した場合の内部
エネルギーの増加量と等しい。この関係から, Cp Cv, および気体定数Rとの間に成
り立つ関係式を求めよ。
B
p2
Tz
C
A
V
0
V
V。
HこA0
→例題42)
ヒント(4) 状態A, Cにおいて,それぞれ気体の状態方程式を立てる。
らの距
320.気体の状態変化
単原子分子からなる理想気
tp[X10°Pa)