と書けるね。このwのことを単振動では角振動数という。
周期Tとは,単振動に対応する円運動が1周回るのにかかる時間
のことだ。円運動の角速度の(1秒あたりの回転角)は,この周期Tを用いて、,
3
2π [rad]回転する
Ts]間で
w [rad/s) =
かくしんどうすう
と
逆にこの式より,周期Tは, 角振動数wを使って
210
T=W
と
と書くことができるね。
さて,図6のように,半径Aで角速
度wの円運動を真横から見た単振動を
考えよう。円運動が点Pを通過した瞬
間を時刻t=0 とする。このとき対応
する単振動の(中)の位置P'の座標を
2=x,としよう。 時刻tで円運動は点
Qを通過するが,このときまでの回転
角はwtとなっている。このときの単
振動の位置Q'のc 座標は, 図6より,
=2o+Asinwt…②
'A
Aw?
wt:
Aの
ot
P
000
Co Asinwt
(中)
P'Q間の距離
図6
となっているね。
また,このときの単振動の速度vと, 加速度aは、円運動の接線
方向の速度Awと, 向心加速度Aw°をそれぞれ真横から見たものと
して,図6より,
リ=Awcoswt③
a=-Aw'sinwt…④
右向き正より
となっているね。ここまで,じっくりと図6とニラメッコして、り/
一度確認してください。準備はできたかい。
220
物理の力学
の