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3. エンドウの子葉の色と種子の形について考える。 緑色の子葉で丸い種子の親と,黄色の子葉でしわの種子の親
を交配すると,Fiはすべて子葉は黄色, 種子は丸であった。得られたF」を自家受粉させたところ, F2では,
子葉については黄:緑=3:1となり, 種子の形については丸: しわ=3:1であった。子葉の色に関する顕性
遺伝子をA, 潜性遺伝子をa, 種子の形に関する顕性遺伝子をB, 潜性遺伝子をbとする。
(1)上記の交配で得られたF2では, 子葉の色と種子の形の2つの遺伝子がともにホモ接合である個体の割合は
どれか。正しいものを次のア~ケから1つ選び, 記号で答えよ。
ア 1/16
イ 1/8
ウ 3/16
ク 1/2
エ 1/4
オ 5/16
カ 3/8
キ 7/16
ケ 9/16
(2) 上記の交配で得られたF2全体のうち, 子葉が黄色で種子がしわの個体が占める割合を(1)のア~ケから1つ
選び,記号で答えよ。
(3) 上記の交配で得られたF2を自家受精して得られたF3における黄:緑の比を答えよ。
(4) F2のうち, 緑色の子葉で丸い種子をもつすべてのエンドウの間で自由に交配させて生じる子どもの表現型
の比 黄丸:黄·しわ: 緑·丸: 緑·しわ を答えよ。
(5) F2のうちの黄色の子葉で丸い種子をもつすべてのエンドウと, 緑色の子葉としわの種子をもつエンドウと
の交配から生じる子どもの表現型の比 黄 丸:黄· しわ: 緑·丸:緑· しわ を答えよ。
(6) F2のある個体に, 子葉の色と種子の形の2つの遺伝子がともに潜性ホモ接合である個体をかけ合わせたと
ころ,黄丸:黄· しわ: 緑·丸: 緑·しわ が 1 : 1 : 1:1 の比で得られた。このとき用いたF2の個体の遺
伝子型を答えよ。
(7) (6)にあるような, 個体の遺伝子型を調べる目的で, 遺伝子型が未知の個体に潜性ホモ接合の個体をかけ合
わせることを何というか。
(8) ある2個体を用いて交雑を行ったところ, 子どもは, 黄·丸:黄·しわ: 緑·丸: 緑· しわ の4種類の表現型
が,3:3:1 : 1 の比で得られた。この交雑に用いた2個体の遺伝子型を答えよ。
(9) ある2個体を用いて交雑を行ったところ, 子どもは, 黄·丸:黄· しわ: 緑·丸: 緑· しわ の4種類の表現型
が,3:1:3: 1 の比で得られた。 この交雑に用いた2個体の遺伝子型を答えよ。