7 粉末A~Eについて調べるために、次の実験1~4を行った。これにつ
いて、あとの問いに答えなさい。ただし、粉末A~Eは、鉄、マグネシウ
ム、炭酸水素ナトリウム、酸化銅、酸化銀のいずれかである。
【実験1】
図1のように、それぞれの粉末100gをステンレス皿に広げて、
じゅうぶんに加熱したところ、粉末Aだけが激しく光を出して燃えた。
図1
ステンレス皿
粉末
目
表は、加熱後のステンレス皿に残った物質の質量をまとめたものである。
【実験2】 図2の装置を用いて、粉末B~Eをそれぞれ
再
牛
粉末
A
B
C
D
E
加熱したところ、粉末BとCでは気体が発生し、 発生
した気体は試験管に集めた。
物質の質量[g] 1.60
0.90
20.65 1.40
1.00
【実験3】 実験2で気体を集めた2本の試験管に石灰水を入れてよ 図2
くふると、粉末Cを加熱して集めた気体の方だけ白くにごった。
【実験4】 粉末AとDの混合物 2.00g を、 実験1と同じように加熱
粉末
試験管
したところ、加熱後の物質の質量は3.04g になった。
□ (1) 粉末A~Eは、それぞれ何か。 物質名で答えなさい。
□(2) 実験2で、 粉末Bを加熱したときに発生した気体は何か。 化学
式を書きなさい。
□ (3) 実験1の結果から、 粉末Bの質量と加熱によって発生した (2)の気体の質量の比を、最も簡単な整数の比
で書きなさい。
□(4) 実験2で、 粉末Cを加熱したときと同じ気体が発生するものを、次のア~エから1つ選び、記号で答え
なさい。
ア 亜鉛にうすい塩酸を加える。
イ 石灰石にうすい塩酸を加える。
ウ 二酸化マンガンにオキシドールを加える。
エ アンモニア水を加熱する。
□(5) 実験4で用いた粉末Dの質量は何gか。