88 溶解・ヘンリーの法則・凝固点降下・浸透圧
次の溶液に関する文章を読み、以下の問いに答えよ。 必要があれば次の数値を用いよ。
0℃ =273K 気体定数R=8.3×103Pa・L/ (mol・K) 原子量H=1.00,C=12.0, 0 = 16.0,
Na=23.0, Cl=35.5, Ca=40.1
液体中に他の物質が均一に混ざり, 溶け込む現象を溶解という。この時, 溶けている
物質をa
また,液体をbという。
一般に,水は固体のイオン結晶をよく溶かし、水中ではイオンはc性分子である
水分子に囲まれ,安定化する。このような現象をdという。一方,ヨウ素 I2のよう
な 性分子は水分子によって安定化されないため、水にほとんど溶けない。
気体の液体への溶解では,温度が一定でかつ溶解度が小さい場合,液体に溶け込む
気体の質量はその気体の圧力に比例する f の法則が成立する。
純b に,塩化ナトリウムなどの不揮発性の物質を溶かすと、溶液のgは溶かす
前よりも上昇する。 逆に、溶液の凝固点は低くなる。 この現象は, 凝固点降下とよば
れている。
(2)
一方が純水で,他方が水溶液である2つの溶液を, 半透膜で仕切って放置すると,
bが膜を通って移動する浸透が起こる。この時、2つの溶液の液面の高さに差が生
じるが,この液面の高さの差をなくすために加えた圧力を, 浸透圧という。
溶液の浸透圧はhの法則で与えられ,iとモル濃度に比例する。
問1 文中の i に適切な語句を記入せよ。
|
a
問2 下線部 ① が成立するとして、 次の問いに答えよ。
27℃で, 1.20Lの容器に 1.00Lの気体の溶解していない水を入れ, 空いた空間に 9.30
50
(2) 純水では
Ⅰ の間に温
(3) A,B,
[T] 〔℃〕 とす
(4) 以下の
のはどれか
H1.0, C 1:
ア 塩化ナ
スクロ
(5) 希薄溶液
この測定方
よ。
90 ヘンリ
気体X,Y:
Yは 0.0250L
〔Pa・L/mol・K
(1) 0 °C, 2.02
(2) X(分子量
である。この
×105Paで