日次の傍線部の動詞の、文中での活用形を後から選び、基本形を答えよ。
日僧たち笑ふ事かぎりなし
僧たちは笑いが止まらなかった。
(宇治拾遺物語.ーノーニ)
回ひとたび道に入りて世を厭はむ人
(徒然草·五八)
一度仏道に入って俗世を離れるような人は、
足ずりをして泣けどもかひなし。
(伊勢物語·六)
じだんだを踏んで泣くけれどもどうにもならない。
ひとや
この一矢に定むべしと思へ。
(徒然草,九二)
この一本の矢で決めようと思え。
日海あらければ、船出ださず。
(土佐日記·一且月十八日)
海が荒れているので、船を出さない
もの聞かむと思ふほどに泣くちご。
(枕草子·にくきもの)
何か聞こうと思っているときに泣く乳飲み子。
もろや
の諸矢をたばさみて的に向かふ。
(徒然草·九二)
二本の矢を手にはさみ持って的に向かう
8雪いと白う降れり。
(伊勢物語·九)
雪がたいそう白く降りつもっている
ア 未然形
ィ 連用形
H 連体形動
* D然形
カ 命令形