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質問の種類

日本史 高校生

教科書の初期議会の対立ていうところを読んで 【写真】 質問が、「民党と吏党の関係」を簡単に説明しなさい。 なんですけど、全く分からなくて、、 最初は対立しててあとから政府に歩み寄るために、一緒になった。的な感じですか?? 読んでもどちらかと言えば民党しか書いてなくて…

75 議会開会以前の政府は,政策が政党の意向によっ ちょうぜん て左右されないとする超然主義を表明していた。 初期議会の対 かいしん しかし, 1890(明治23) 年の第1回衆議院議員総選挙では,立憲改進党 や立憲自由党などの民権派(民党)が大勝し,政府系勢力 (吏党) を上ま みんとう りとう わり, 衆議院の過半数をしめる事態になった。 第1回帝国議会では, やまがたありとも NAJIVA みんりょく 山県有朋内閣が軍備拡張の必要を強調したのに対し、民党は民力の休 養と行政費の節約をとなえて、政府とはげしく対立した。 20 つづく松方正義内閣や第2次伊藤内閣のもとでも、民党が政府提出 ➡p.183, さくげん の予算案を大幅に削減したため、政府は衆議院の解散という手段をと にっしん ➡p.193 って対抗した。このような政府と議会の対立は,日清戦争直前の第六 議会までつづけられたが、議会で予算を通すために, 政府はしだいに 民党を無視できなくなった。また民党側でも政府に反対するだけでは 25 政策を実現できないと考えるようになり、政府と政党がしだいに歩み 寄りをみせ始めた。

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