【3】 <U014W63> 2018 青山学院大学 2/19, 個別学部 (A方式)経済
ファシズムに対抗した勢力とそれに関連する出来事についての以下の文章(イ)(ロ) を読んで,問いに答
えなさい。 解答用紙は (その2) を使用すること。
イソ相互援助条約
(イ)
ドイツにおけるナチス政権の成立は、フランスにとって大きな脅威だった。 ドイツが再軍備宣言を
出すと,フランスは,1935年5月に と相互援助条約を結んだが、(ビャツは、この条約締結を理由
にして、1925 年締結の②条約の破棄を宣言し、
ロール
② 条約において非武装地帯だと定められていた
③に軍を進駐させたのである。 フランス国内でも極右勢力の活動が活発になっていた。このような状
況の中で中道・左翼勢力がまとまりをみせはじめ、 党ブルムを首相に人民戦線内閣が成立した。
アサーニャ
スペイン
人民戦線に基づく政権は、フランスだけでなく、他の国でも成立した。 ⑤ ではフランスでの人民戦
1936~スペイン内戦
線内閣成立の数年後に人民戦線政権が誕生した。 この人民戦線政権では激しい内部対立が生じ、政権運営
は容易ではなかった。 この人民戦線政権を応援した同国出身の詩人ネルーダは,その後も政治活動を続け、
1970年、同国にて ⑥ を首班とする左翼連合政権が誕生すると,翌年,駐仏大使を任ぜられ、その年
にノーベル文学賞を受賞している。 しかし、 ⑥政権も, 1973年には軍部のクーデターにより倒され、
翌年 ⑦が大統領となって左派を弾圧した。