24 図1,図2のそれぞれについて, 極板Bの電位を0とし, Bからの距離を横
軸に取ってBA間の電位のグラフを描け。 図1での電位差V を用いて目盛をつけよ。
多重極板
るかの見極めが必要になる。
25 極板間隔のの厚みをもつ金属板を挿入すると,電気容量は何倍になるか。
「極板が何枚にもなると,どの極板間がコンデンサーをなしてい
EX 4枚の同じ極板を図のような間隔で並べ, 起
電力 Vの電池につないだ。はじめスイッチK
は閉じられ,Sは開かれている。 接地点の電位
を0として,極板B の電位を求めよ。 次に, S
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を閉じたときのBの電位を求めよ。
ⅡI コンデンサー 55
極板間隔d, 2d, 3dの3つのコンデンサーの直列
と見ると,電気量が等しいから、 電場Eも等しい。
AD間について V=Ed+E・2d+E・3d=6Ed
BD間の電位差を VBD とおくと
AD間について V=E'd+E'•3d=4E'd
CD間について VCD=E'・3d
この値はCの電位でもあり, Bの電位でもある。
VBD=E・2d+E・3d=5Ed .. VBD V
Dの電位は0であり,Bの方が高電位だから,この値
はそのままでBの電位になっている。
Sを閉じると,BとCが等電位になり、BC間はコ
ンデンサーではなくなる (電位差 0 だから電気量 0)。
AB間、CD間の2つの直列になり, 電場をE' とする
と
3 y
:. VCD=1
A B C
S
LY.
d 2d
K
A B
E
A B
E'
E
3d
C
D
E
↑
LV BD[-]
D
- VCD -
ちょっと一言 接地(アース) 点があれば, 断りがなくてもそこを電位の基準 (0
V)とする。 接地点は電位を尋ねるために設けるので、回路としては
電位を調べるときは, 0Vから順次たどっていくこと
で考える必要