類題 7 水の入った水槽の側面に, 水面からの高さ 0.20㎜の点Pがある。Pの
例題
例 7屈折による浮き上がり
が前
く光は、点Pの方向からくるように見える。水
中から空気中に進む光の入射角をi, 屈折角をr
とすると,屈折の法則(> p.167(22)式)より
sini _1
sinr
りたつとする。
a
解図のように, Pを出て水面で屈折して観測者に届
h
P
P
よって nsini= sinr
観測者はPのほぼ真上から見ているので,角i,
h'
三
a
10
であるから、
a
tan r
三
h
rはきわめて小さい。図より tani
h
よって h'= (m)
a
a
n.
h
h
n
sini= tan i, sinr = tanr より
ほば直下の水中にある点からは, Pは水面からh'[m]の位置に見える
[m]を求めよ。空気の屈折率を1とし, 水の屈折率を1.3とする。た
だし,角0がきわめて小さいとき, sin0 = tan0 が成りたつとする。
15
D 全反射
光が屈折率の大きい媒質から小
い媒質へ入射する場合は, 入射
よりも屈折角のほうが大きい。
20
Op.167 脚注B
つため,ある入射角in(in< 90°)
屈折角が90°になる(図 39)。
入射角 。を臨界角という。
屈折角
屈折率小
角がiす
critical angle
199